caprinのミク廃更生日記

初音ミクやVocaloid、ゲームやアニメのニュースサイト

Xbox 360と日本のナショナリズム (家電のデザイン)

http://design.weblogs.jp/special/2006/01/xbox_360_96fd.html

 Xbox360を買った身としては、なかなかおもしろい話だった。そりゃ、アメリカで全然手に入らないのに日本に新品が腐るほどあるっていうのなら、手に入れていないアメリカ人にとってはおもしろくないわな。「HEY!! 日本人はなんでこのCoolなマシンを買わないのかいっ!!」みたいな。いや、本体はかなり熱いけど。

 しかし、やっぱり大きさからして日本人に合わせたマシンでないことは確かだし、今回はBlogなどで、でかいACアダプタなどが早くに駄目出しされたのは痛かった。また、SONYのお膝元である日本においては春頃のPS3発売までは様子見という人も多かったしね。で、その肝心のPS3は延長してしまったが、今の日本のXbox360の売れ行きを考えるとそれでXbox360を買う人が増えることはなかなかないだろう。(そのお金でだいたいのライトゲームユーザーはNintendoDS Liteを買いそうだ。)

 そもそも日本での前機種X-Box失敗の影響も、Xbox360の確かに少ないローンチ6本も、よくよく日本の特殊状況を考えたらこれで売れるというのもMicrosoftの目算が甘かったとしか思わざるをえない。日本の市場を本当に考えるのなら、「DOA4」が完全に出来るまで待っても良かったよなあ〜、もったいない。(安易な発売延期は、ユーザーにとってもメーカーにとっても良いわけないので、これは本当に難しいのだが)

 しかし、今日、Sofmapに行くとすでに「リッジ6」は¥2,980だし、「DOA4」は¥4,980の安売りワゴンに入れられていた。最新の機種にしてこの状態はちょっと寂しいなあ。発売の近い「ランブルローズ」や「N3」で、日本市場をどこまで引っ張れることやら。う〜ん、ハードを引っ張るにはどちらもきついか、「ランブル」はニッチすぎるし、大作RPGでも「N3」は新規タイトルだからネームバリューだけで買う人はいないよなあ……。また、海外では有力でネームバリューもある「Halo3」でも日本ではそれでXbox360新規ユーザーが増えるもんでもないような気がする。でも、今は地道に良いソフトを増やしていくしかないだろう。私もXbox360買ってしまった以上、本当にもっと売れて欲しいだけどっ!!