caprinのミク廃更生日記

初音ミクやVocaloid、ゲームやアニメのニュースサイト

リストラ反動 人手不足で辞められず 組合に相談増える (毎日新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060614-00000091-mai-soci

 でも、組合とかあるところはいいよねえ。


・関連リンク 辞めたくても辞められない、という相談増加 (Slashdot)

http://slashdot.jp/article.pl?sid=06/06/14/1038202

 コメント欄を見ているといろいろ考えさせられる。人によっては、必要とされているだけいいじゃんということもあるだろうし、技術のある人がどんどん辞めていって特定の人に仕事が集中するというのもある。

バブルも何も、職業選択し過ぎてるだけかと。
バブル時期までの事は、それこそ水の泡だったわけで…幻と思ってます。
氷河期だの言ってる割には、例えば工場勤務なんてナンセンスみたいな風潮だけ残ってしまい、自分のやりたい仕事が出来ないと叫んで消える新卒が多いわけです。
仕事が無いとか言ってる大半は、自分に合った(楽な)仕事が無いと言ってるわけです。

残業に関しては…、本当に違法な雇用を強いている会社は兎も角、企業や職種に関してはサービス残業を黙認している場合が多いです。
何故か? 潰れるから。
完全に法律準拠とするならば、日本なんぞ木っ端微塵になって崩壊しかねない。
だからといって、見逃しているわけではないんです。
波に乗り始めた業種等でも、特に業績向上・安定化が図れている会社ならばサービス残業を突っついて、残業代を払わせる(復活・発生させる)事もあります。

辞められない人、本当に上司の言葉は脅迫ですか?
<<

 やりたい仕事ってのが、今の若者に見えているのかどうかは分からない。

それでは、痛いツッコミを。

[バブルも何も、職業選択し過ぎてるだけかと。]

「働いたら負けだと思っている」と言って働かない選択をすることも含めて職業選択の自由ですが、それを含めて労働市場ですよね。懲役刑じゃないんですから、労働条件が劣悪な職場を選ばない権利はあっていいですよね。

[仕事が無いとか言ってる大半は、自分に合った(楽な)仕事が無いと言ってるわけです。]

これのどこが悪いのでしょうか?(いい悪いの問題ではなくて、甘ったれている、と言う批判はあるのは理解できますが)これが言えない世の中はとても恐ろしい気がします。
「『ニート』って言うな!」を読んだのでこんなことを書きますが、
「最近の若者は甘ったれている」という風潮を作り出すことで、
劣悪な労働環境と低賃金を若者に押し付ける社会システムの傲慢を感じ取れます。
(その傲慢の代表が、「仕事が無いとか言ってる大半は、自分に合った(楽な)仕事が無いと言ってるわけです」という発言だと思います。)
若者は年金・税金を引き出すキャッシングマシーンでしょうか。
女性は子供を生むための工業機械なのでしょうか。


 この2つのコメントはいろいろ根が深いかと。上は分かった(分かったふりした!?)大人の意見という気もするし、下は若者の意見と思えるが、まあ下は若い人達の本音なんだろう。個人的には、勤労は義務であり「職業選択の自由」はあるが「働かないという選択」はありえない。また、『これのどこが悪いのでしょうか?』のところで、おいおい自分に合った仕事をすべての人が我慢もせずにやっていると思ってんのか!?、そんな社会のシステムで世界が回っていると思ってんのか!?と、文句のひとつも言いたくなるし、『「最近の若者は甘ったれている」という風潮を作り出すことで、劣悪な労働環境と低賃金を若者に押し付ける社会システムの傲慢を感じ取れます。』のところは、いや、君の考え、それ自体が社会システムという実体の見えないものに責任を押し付ける甘ったれそのものだと思ってしまう。まあ、でも言いたいことはなんとなく分かる。今の会社や社会を動かしている人間がいろんなモノを先延ばしに若者に押し付けるという点はまあ現実にある。自分もどちらかというと搾取されている方で、不条理に感じることも多い。ただ、偉い奴が作る世界は、偉い奴に有利になるように作られるし、その世界を出来るだけ維持しようとするのは当たり前のことなんだよなあ。それが嫌なら自分が偉くなるしかないし、まだ彼は働いていないのかもしれないが、社会システムそのものにはすでにエントリーしている。当事者の自覚無しに被害者面だけは出来ないのだ。

その傲慢の問題を脇に置いておくとしても、自分に合わない仕事はまず続かないですし、楽に続けられなければ病気や過労死が待っているだけです。
若者を批判すればまじめに働くようになり、子供も増えると老人たちは思っていたのが、現実はそう簡単に進まなかっただけではないのでしょうか。

 自分には上の人の意見よりも彼の意見の方がよっぽど傲慢にみえるけどなあ。楽に続けられるような仕事なんてそうそうあるもんじゃない。また、少子化は本当は私やあなたの問題であって、本質的には上の世代、特に老人達の問題じゃない。だって、彼らは私達よりも先に死んでいくんだから、血縁関係にはココロを痛めるかもしれないが、死後の世界なんて実はそれほど興味はない。
 そして、あなたは若者批判をする老人を攻めているが、私は今は老人批判をする若者を攻めている。でも、これってやっていること一緒だよ。

ちょっと私見をば。
アレが単純な不景気だったら納得するんですけどね。
あれだけバブル経済で享楽的に過ごした上に我々にツケを回しやがったとは思いますね。
彼らは海外からリストラの技法を学んだけど、柔軟な労働市場までは導入しなかった。最大の問題はコレ。
結局は人材派遣会社が丸々太ったわけで。

あと、自分の人生は自分でどーにかしなきゃならないのは誰でもわかってます。
しかし、国民年金破綻等の話を聞くと親以外の上の世代の面倒なぞ見たくないねと思いますね。

しかし本当に困るのは我々の次の世代なのでしょうね・・・
彼らに対しては我々は加害者でしょうね。
どうやらあまり良いものは残せそうにありません・・・

40すぎぐらいっていうと, 実はプラザ合意に伴う円高不況で就職氷河期なんて言われていました. しかもバブル期はまだ年功序列の下っ端ですから, 企業業績にかかわらず給料は上がりません. ですから当時は新人の初任給との逆転現象なんてのもありました. その割に銀行の第二次オンライン開発やら儲かった証券会社のシステム更新やらでデスマーチ続き. やっと給料が上がりそうなタイミングでバブル崩壊年功序列も消滅. まあ全てにおいて裏目を引いた世代ですよ.

それなりにバブルを享受したのって, 50歳以上の団塊世代後半, いわゆる食い逃げ世代か30代後半の一時期だけかな

 生きていくためには働かなきゃしょうがないし、そして誰でも同様に年を取る。自分もまだまだ若造なのだが、だんだん中堅になっていくわけでいつまでも被害者面だけはしておれない。もっと下の世代から見たら、そんなつもりはなくても自分もいつ加害者の方に回されるかわからない。ぶっちゃけ働けば働くほど、どちらの言い分もある程度分かってくるので、上の世代にも下の世代にもあまり強くは言えなくなってくる。だから、彼のようにいつまでも「自分に合わない仕事はしない。それの何が悪いの!?」とか「仕事も楽に続けなきゃ、過労死の人生なんて馬鹿じゃないの。」とかも、軽々しく言えない。