caprinのミク廃更生日記

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秋葉原史上最大級規模のイベント!?アキハバラ解放デモ (ジャブローの風の噂)

http://jabro.jp/Entry/236/


■関連リンク 6・30アキハバラ解放デモ 女装・やらないか・ハルヒいろいろ 400人?以上が参加 (アキバBlog)

http://www.akibablog.net/archives/2007/07/akihabara-070701.html


■関連リンク 突如アキバで“6・30アキハバラ解放デモ”発生…mixi等から500人以上参加 (痛いニュース(ノ∀`))

http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/997568.html


■関連動画 6.30 アキハバラ解放デモ・ダイジェスト版 〜 昌平橋通り付近 (ニコニコ動画(RC))

http://www.nicovideo.jp/watch/sm539018


■関連リンク 今日の秋葉原界隈〜「6・30アキハバラ解放デモ」見学記 (筆不精者の雑彙)

http://bokukoui.exblog.jp/5769974/


■関連リンク 6.30アキハバラ解放デモ観察記 (世界の中心で左右をヲチするノケモノ)

http://d.hatena.ne.jp/plummet/20070701/p1

 全体を虚心に眺めれば、『アキハバラの変なやつらが変なイベントしてるらしい』ということになろうか。この時点で「キモイ」と思うかどうかはひとえに個人の感性にかかっており、かつ、その基準点も「デモ自体がキモイ」から「コスプレキモイ」「女装キモイ」まで様々であろう。

 ただし「周囲からキモイと思われるから(そういう自覚があるから)こそこういうイベントに参加した」という見方も出来るので、参加している時点でなにをどう罵倒されても文句は言えない、みたいなところはある。そもそもデモとは一般的になんらかの「アピール」をするためのものであり、その「アピール」と対極に位置する人々からは、罵倒中傷を浴びせかけられる覚悟、というものが必要なのであろう。その覚悟がない参加者が、このデモに対するなんらかの批判的言辞に傷つくことがあれば、それはもう、「覚悟が足りん」と残念ながら言うしかないのである。これはパレードではなくデモ行進だったのだから。

 個人的には、このような「意識のズレ」にも懸念を覚えたのである。

 集合場所に集まった人のあまりの多さに、少々もやもやしたものを感じた。と、上にも書いておいたが、それがこの「意識のズレ」であった。

 デモ行進実行以前、主催者の一人である「革非同」代表者がとあるmixi日記に寄せたコメントを読み、そうした「ズレ」を懸念したのだが、それが現地でも別の形で生じたのである。

 主催者レベルで、少なくとも確認できる言動(ネット上と、当日の様子に限るが)からすれば、彼ら――いや、ぶっちゃければ「革非同」代表のid:furukatsu氏だけは、このデモをあくまでデモ、社会運動として見なしているように感じられる。

 しかし参加者にその意識は薄い(そもそもそういう呼びかけがされていないので当然)。あるいは、自分のその主張が社会性のある働きかけ――社会運動――とは気付いていない、という感じか。

 参加者はどこまでも洒落であり、しかし主催者は半ば以上「本気」であるというズレに、少々の怖れを感じる。

 それは主催者の政治的・社会的主張の中に、本来その意思がなかった参加者が飲み込まれてしまう、ということへの懸念である。