caprinのミク廃更生日記

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ビッグ3は真珠湾 - 債券・株・為替 中年金融マン (ぐっちーさんの金持ちまっしぐら)

http://blog.goo.ne.jp/kitanotakeshi55/e/c8342d489f8fde1a81f5f4880674bc66

GMの車なんてひでーもんだ、という声がありますが、先に指摘した70年代のコミットメントの残骸である年金や医療保険など、いわゆるレガシーコストが問題な訳で、もしそれらを切り離して「ちゃら」にして、自動車会社単体で見た場合、生産台数、売り上げはGMの方が大きい訳で、利益率、技術水準、どれをとってもその他日本メーカーに大きく見劣りしている訳ではありません。

それどころか中国では日本車より販売台数は多く、実際マーケティング調査をするとアメリカ車は結構人気で、日本車よりアメリカ車の方が魅力的というデータはそれこそあちこちでとれる。中国の広大な大陸スケールにはアメリカのあの車体は案外マッチするのですよ。

つまり、真珠湾アメリカ海軍を木端微塵にして、立ち直るまでの時間が相当稼げると思っていたら、わずか2年もしないうちに全米の総力を挙げて立て直し、気が付いてみたら日本のゼロ戦は紙飛行機のように落とされ、そこから硫黄島までまっしぐら・・・・真珠湾から終戦までわずか4年の決着ですよ。

 TOYOTAが為替レートでアップアップしているのを見るまでもなく、日本の車産業界が磐石とは当然思えない。アメリカのビッグ3も侮ることなかれ。