生活保護の本当の問題 (俺の邪悪なメモ)
http://d.hatena.ne.jp/tsumiyama/20091014/p1
そもそも生活保護は緊急避難的な性格の強いセーフティーネットだ。何らかの理由で憲法で謳われている"健康で文化的な最低限度の生活"が困難になった人たちを救済し、再び自前での生活が可能になったら「卒業」してもらう。そういう制度である。
実際に、世帯主が病気やケガから回復した傷病世帯や、世帯主が十分な収入を確保できた母子世帯は、生活保護から「卒業」していく。自治体にだって予算枠というものがあるから、はやく「卒業」して貰えるよう色々働きかけたりする。
しかし、高齢者世帯にはこういった「卒業」はまず期待できない。大抵の場合「卒業」=「死」なのだが、日本は世界一の長寿国である。統計上も高齢者世帯は他の世帯より受給が長期になる割合が高い。
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