caprinのミク廃更生日記

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借金の「リスク」と銀行の「陰謀」と不動産の「価値」について (よそ行きの妄想)

http://d.hatena.ne.jp/chnpk/20091016/1255704727

 理論的にはこちらの意見に傾きつつも、感情的にはChikirinの意見の方を支持してしまいそう……。うちみたいな低所得者だと、間違いなく長期ローンはリスクであり、

担保価値が不足していることがわかっていながらにカネを貸すことが、一体どういった「陰謀」なのか。上述したとおり、貸したカネが返って来ずに損失を被るのは貸す側である。損失覚悟でカネを貸して差し上げたうえに陰謀呼ばわりをされては、さすがに銀行が気の毒だ。
あまりにもアタリマエのことを説明することになるが、銀行が担保の不足にかかわらずカネを貸すのは何故かと言えば、その借入人本人の返済能力に期待しているからに他ならない。住宅ローンには審査があって、収入がまったくなく返すあてがない人や、収入があっても安定しない人、潰れそうな小さい会社に勤めているような人には審査は下りないことになっている。繰り返すが、返ってこなかったら損をするから。なにが「陰謀」なことがあるか。

 この部分も、米国のサブプライムローン問題で起こった社会構造の変化後だと、貸す側と借りる側のリスクってどちらかが一方的に持つものでもないと思えるようになった。でも、基本的に貸す側は「返せない奴」のリスクも織り込み済みなわけで、銀行の陰謀とまではいえないけれど、果たして胴元と末端が同じ土俵に上がれるのか?という疑念を拭い去ることはなかなか出来ない。でもでも「じゃあ賃貸側にはリスクはないのか?」ってそんなことはないしなあ……。


■関連リンク 31歳OL「家賃って何も残らないお金。それなら家を買ってしまった方がいい」 (痛いニュース(ノ∀`))

http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1019407.html


■関連リンク 日本の住宅ローンはなぜノンリコースにならなかったのか (日経ビジネスオンライン)

http://business.nikkeibp.co.jp/article/tech/20090120/183217/


■関連リンク 住宅ローンを返せなくなるとどうなるか (紅茶屋くいっぱのあれこれ日記)

http://d.hatena.ne.jp/kuippa/20091017/1255761902

・日本の住宅ローンは住宅を手放すことになっても残りつづけるんですってよ!

一番最後が、たぶん一番問題で、
そもそも住宅には購入時のものを賄えるほどの担保価値なんかねぇことを表してますよね。
流通価格と、評価額に差がありすぎるってことだと思うんだ。
じゃなければ担保差し押さえだけで済むはずなんだもん。
住宅を買ったのかローンを買わされてるのか結構微妙な線だとおもいますよ。


20年以上のローンを組むってことは、20年以上先の自分の収入を含めた生活も見通せないとだめだと思うんだけど、昔と違って今は10年後を見通すのもムズカシイのではないでしょうか。