caprinのミク廃更生日記

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新作エヴァ観た 久々に綾波萌えの感覚を思い出したよ

■公式サイト エヴァンゲリヲン公式サイト

原作・脚本・総監督 : 庵野秀明
監督 : 摩砂雪 鶴巻和哉
キャラクターデザイン : 貞本義行
メカニックデザイン : 山下いくと
新作画コンテ : 樋口真嗣 京田知己
総作画監督 : 鈴木俊二
カニック作画監督 : 本田雄
特技監督 : 増尾昭一
テーマソング「Beautiful World」宇多田ヒカル
碇シンジ : 緒方恵美
綾波レイ : 林原めぐみ
葛城ミサト : 三石琴乃
赤木リツコ : 山口由里子
碇ゲンドウ : 立木文彦
冬月コウゾウ : 清川元夢

 映画の日に「エヴァンゲリヲン新劇場版:序」を観てきた。いや〜、まいった、久々に綾波萌えの感覚を、そして自分はやっぱりエヴァンゲリオンを好きだったんだなあということを思い出したよ。つか、期待に反して正直おもしろかったんだよ、これが!! だってさあ、個人的にはTV版の終わり、映画版3作とも最終的には「騙された!!」という思いがあったために、この新作を見るときにはシンジくんの「逃げちゃ駄目だ、逃げちゃ駄目だ」よろしく「期待しちゃ駄目だ、期待しちゃ駄目だ」とつぶやきながら観に行ったからねえ。(我ながらキモい) しかし、今はまた再びエヴァについてみんなと語りたくてしょうがない。あの当時の熱狂と絶望と肩透かしを知っているヲタクなら分かると思うけど、あのアニメはそれぞれの立場から、何かを語りたくてしょうがないアニメだったのだ。


■EVAパンフレット各種
 今回のパンフレットとちょっと気になって昔の劇場版のパンフもゴソゴソと押入れから取り出してみたり。あっ、新作のパンフ上下が逆だ……。


 ストーリーや台詞はかなりTV版に準拠しているため、これを完全なる新作と呼ぶには抵抗があるのだけど、絵的にはほぼ書き直されていれ、 Zガンダムみたいに昔のしょぼい絵と新しいハイクオリティの絵がコロコロ切り替わることはなく、その点は富野監督よりも庵野監督の方が志が高く感じられた。書き直しもここまでくれば立派な狂気。手間も下手に元絵があるために逆に新作よりも大変そうな感じがした。当たり前だが、レイアウトもパースもTV版とは違ってくるので、4:3の元絵に両サイドを描き足せば16:9になるというような簡単な話じゃないのだ。とにかく、やっぱ観る側としては、12年後のちゃんと進化した作画であることが素直にうれしいな。これも監督やスタッフの経験値が上がったからこそ、このクオリティで出来るのだろうなあ。ま、これは個人的に見た感想なので、プロやマニアから見たら違うのかもしれなけど、どうしようもない作画崩壊はまずないと思う。全編を通してとても綺麗、綾波もかわいい。(おい)


ここからネタバレあり。これから観に行こうという人は見ない方がいいかも。





■今回の『序』はTV版の1〜6話の再構築版
 映画は『序・破・急・?』で4部作構成。今回はシンジが無理やりエヴァに乗せられるシーンから「ヤシマ作戦」まで。よってアスカはまだ出てこない。
 ちょっと急展開だけど、長いストーリーを圧縮しているのでこれはしょうがない、ここは許容範囲内。初めて観た人の中には、理由もなく少年が急にロボットに乗せられることに、違和感を感じる人は多いかもしれないが、まあこれはそういうアニメだと思うしかない。


■新世紀という冠が取れた
 12年の月日を考えると当然の結果か、2000年をまたいだわけだし、今更新世紀もなかろう。シンジの使っている携帯音楽プレイヤーがシーケンシャルアクセスのSDAT である点などiPodや携帯の普及した今見ると古臭く感じる部分もあり、それが逆に新鮮に感じることもあった。まあ、シンジの葛藤を表すシーンとしてあのアイテムは必要だからな、あれがiPodだったら多分萎える。


■結局、一番楽しめる人は当時TV版をリアルタイムで観た人で、いまだにあのラストを引きずっている人(特にヲタク)かも
 自分が行った映画館がわりかし地方の映画館だったからかもしれないけど*1、TV版をリアルタイムには見ていない、もしくは覚えていないであろう現中学生や高校生、それに家族連れとしての小学生なんかも結構いた。上は30、40代もそれなりにいたように思う。とにかく年齢層は幅広い。でも、やっぱり一番楽しめるのは、当時の熱狂やたくさんの予備知識を持っている20、30代のTVリアルタイム世代だよなあ。当時、シンジと同じ14歳の人でも今なら26歳、もうシンジよりもミサト達大人の方に近い年齢だ。当時は翻弄されるチルドレンの方に共感を得られたかもしれないが、今なら大人達の都合や葛藤もわかるようになってる。この新説エヴァを通して、当時の気持ちを追体験しながらさらに深く物語を読み解ける。まさに一粒で二度おいしいとはこのことだ。

 あと、意外にもパチンコ・スロット関係でエヴァを始めて知ったという人もそれなりにいるみたいなのだが、ゼーレ、死海文書、LCL、MAGI、N2爆弾、S2機関、リリスなど物語を詳しく知ろうと思うと予備勉強が必要になりそうで、これを今更やるのは結構大変かもしれない。ATフィールドとかセカンドインパクトなんかは、意味が分からなくてもなんとなく雰囲気が伝わるのだけど。あっ、でも今の時代インターネットがあるからそういう苦労は少なくてすむのかな。なんせ、TV放映時は、コミュニケーションツールとしてのインターネットも携帯電話も普及前の段階だったもんなあ。(携帯電話はまだ仕事で使うのがメインだったと思う) そう、ネットの論議といえば、Niftyフォーラムか、草の根ネットBBSだった頃の話だ。(遠い目)


■タイアップのUCC缶コーヒーはたくさん出てきてうざかった
 ミサトの生活だとあれは基本的にビールオンリーなところだからなあ、ネルフ本部でコーヒーなのはともかくミサトのマンションであのUCCコーヒーの本数は多すぎ。ま、エビスビールよりもUCC缶コーヒーが多いのはそのまんまCM料の違いだろう。(笑) 他にはローソンとかピザハットとかも登場する。まあ制作費が厳しいくらいならタイアップでもなんでもどんとこいというところ。(それでクオリティが上がるのなら)
 あと、それとは直接関係ないけどシンジが裸の時、ミサトがビールを取った後のつまようじ束には笑った。同級生のトウジ達の扱いが軽いのはメインストーリーを重視したらしょうがないかな。でも、委員長とかはもうあまり出てこないだろうなあ。


■裸といえば、綾波の部屋での着替えシーンはドキドキした
 描写が細かくなっているので(どことは言わないが)、当時のリビドーを思い出したというか、なんというか。(笑) 正直、綾波のシーンは台詞の少なさも相まってあまり多くはないのだが、包帯グルグルでの登場シーン、シンジに押し倒されるシーン、月をバックに立っているシーン、「笑えばいいと思うよ」で笑うシーンなどどれも印象深い。なるほど、あの笑い方が2007年度版の解釈なのか。
 あと、今回は綾波とミサトのおっぱいなら、綾波の勝ち。大きさだけが勝負の決め手ではないのだ。(意味不明)


■でも、今回の最萌え(燃え)キャラ!?は実は綾波でもミサトでもエヴァでもなくて、第三新東京市ジオフロントの風景そのものだったりする
 3D CGで新たに書き直されたそれはとても緻密で美しく、夕日をバックにタワーがいっせいに競り上がるシーンや、武装化される兵装ビルシーン、エヴァもろともブロックごとパージされるシーンと、どれもかっこいい。また、エヴァで特徴的な信号や電柱、鉄道などの各交通手段もみな描写がパワーアップしていてる。もちろん、ネルフ本部のディスプレイ、ワイヤーフレームアンビリカルケーブルの残り秒数、エントリープラグの神経接続図、ネルフの秘密回廊などは言うに及ばず。
 一時期流行った「廃墟萌え」や、写真集まで出た「工場萌え」や「ダム萌え」などという人や擬人化以外に萌える特殊な方々のニーズも汲み取ってくれる。(庵野監督もそういうのが好きらしい。)


■今回文句なしにかっこいいといえば、ひし形の使徒(ラミエルだっけ!?)
 「ヤシマ作戦」は今回の最大の見せ場だ。TV版では変化しなかったが、今回ラミエルはいろんな形に変形して攻撃や防御を行う。このデザインが何かのシューティングゲームのボスキャラみたいでむっちゃイカすんですよ。そういえば、PS2の初期セットアップ画面に出てくるクリスタル群にも似ている。コアを狙う側と守る側の攻防が熱い。これはぜひとも実際に見て確かめてくれ。


リリスとカヲルが早くも登場
 TV版ではまだ登場しなかったリリスとカヲルが早くも出てくる。ミサトがシンジをリリスのもとに連れてくるというのはTV版とは違う構成だ。*2 なんかリリスの仮面が変わってる!? また、相変わらず意味深な発言の多いカヲル。結局お前は何が言いたいんだ!? そして、これまたカヲルのシーンの中にリリスに似た使徒が!?


■他の使徒もかっこよくなってたよ
 エヴァが最初に戦うサキエルが第四使徒!? ここらへん使徒のナンバリングの変更がどうストーリーに関わってくるのだろうか!? リリスやカヲルの存在の意味合いもちょっと変わってきそうだ。あと、シャムシエル、主に触手がパワーアップ。一言で言うとキモい。(ひでえ)


■TV版とのいろいろ微妙な差異 ネルフとゼーレのロゴが違うなど
 ロゴのデザインがかっこよく変わるのはいいけど、ネルフのロゴは新旧ロゴ入り混じっていて謎だった。なんで!? ゼーレのマークも微妙に違っている。あとは、映画版の最期の赤い海のままとか、どうも計算してやっているのかそれとも思いつきなのか分らないけど、深読みやミスリードを誘いそうなギミックがあちこちに仕込んである。


■シンジがポジティブになった!?
 個人的にはポジティブになったというより、映画の尺が短いためにシンジが悩んでウジウジする前にEVAの搭乗を余儀なくされるからだと思う。基本的にはTV版との性格は変わらないかな。でも、その副作用でなんかシンジがすごくカッコよくなり、主人公っぽくなった。(主人公だってば) 逆に何も分からない14歳の少年にこれでもかと決断を迫るネルフの連中は今見るととてもひどい大人達のようにも見えるね。リツコは、TV版よりもさらにシンジ達をエヴァのパーツとしか見ていないようだし、ゲンドウにいたっては父親としての立ち振る舞いはいっさいしない。(ネルフのオペレーターの人達なんかはそもそもチルドレンと接する機会さえ無い。もしくはそういう機会も持とうとはしない。) うーん、前回はここまでひどかったかなあ!? ゲンドウに関してはどっかの段階で「よくやったな」とシンジを褒めるようなシーンもあったような気がしているのだけど……。
 しかし、他のサイトさんの感想も見て、気付いたのだけど、ミサトの立ち回り方はだいぶ良くなっているのかも。言うことを聞かないシンジを平手打ちするシーンは壁を叩くという風に変更されている。上司として命令するだけではなく、時には母や姉の代わりとしてシンジを気遣い、「お父さんから逃げちゃ駄目よ、自分で判断しなさい」など命令ではなく自己決定を促すシーンが増えたことは今後、シンジの決定に重要な変化をもたらすかもしれないな。*3
 ま、なんにしろ日本があの景気の悪い失われた10年を経験して、2007年度版のシンジがポジティブに見えるのはいいことだよね!? トウジに殴られることは変化がないものの、無気力な目だったTV版から、少なくとも反抗する目つきに新説版は変わっている。そんなシンジになにか期待を持たせられるじゃないか。


■宇多田さんの歌はまあ合っていなくないこともない
 まあ、オールドファンは高橋洋子が良かったとか言うかもしれないけど、新説エヴァならあれもまたアリなんじゃない!? 個人的には違和感を感じるほどではなかった。しかし、どうせやるなら挿入歌で劇中内に曲を入れるとかもっと一体感を持たせて欲しかったなあ。また、どうせなら「Fly me to the moon」も宇多田バージョンできっちり登場させないと。*4 他の音楽はリニューアルものが多かったが、個人的には戦闘シーンのあの勇ましい曲はオリジナルの方が好きかもしれない。


■最後の予告シーン
 ミサトの「サービス!!サービス!!」にも久々に聞いて感動したのだけど、第6のエヴァの存在と最後の方で出てきた見慣れない眼鏡っ娘キャラ。あんですとー、ここに来て新展開と新キャラの登場ですか!?ぶっちゃけ、ありえねー!! 次回題名は『破』というわけで、まさに過去の作品をぶっ壊す新しいストーリー展開になるのか、今から楽しみでしょうがない。そして『2008年公開予定 スタッフ募集中』というパンフの一文も気になって気になってしょうがない。今からパンフで募集かよ、製作は本当に大丈夫なのか!!(笑)


 とりあえずこんなところ。思い出したらまたあとで書き直すかもしれない。個人的には1部は大満足な出来だったけど、他の人はどうだったのかなあ!?願わくばこのままのテンションで前回の映画版みたいに実写に逃げたり、迷走したりせずに「トップをねらえっ!」ばりに大団円を迎えて欲しいと思う。庵野ももう大人なんだから途中で投げ出さずやりきってくれ、本当に頼むよ!! あと、実写を入れるなよ!!

 さあ、みんなも「期待しちゃ駄目だ、期待しちゃ駄目だ」とか「騙されちゃ駄目だ、騙されちゃ駄目だ」とかつぶやきつつ、劇場に向かおう。DVDなんか待ってちゃ駄目だ!!


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*1:今回は梅田に行かなくて正解だったと思う。初日はものすごい混雑だったらしいね。

*2:TV版ではリリスの幽閉は最高機密でミサトには直接知らされてはいなかった。

*3:TV版のミサトはお姉さん的立場よりも、上司として命令する立場の方が多かったように記憶している。

*4:iTunesでダウンロードしてみたのだが、こっちは今風にカッコイイ曲に仕上がっていて文句なし。

新説ヱヴァンゲリヲン関係をリンク

■未曾有のEVA体験、再び。 (ZAKZAK)

http://www.zakzak.co.jp/anime/anime/eva.html

 今日からエヴァ新説版、公開です。


■関連リンク ヱヴァンゲリヲン新劇場版:1日公開 名作復活に行列対策で午前8時上映も (まんたんウェブ)

http://mantanweb.mainichi.co.jp/web/2007/08/18_5.html


■関連リンク [Tips] にわかヲタが知らなそうなエヴァ知識を挙げてみよう (アルファルファモザイク)

http://alfalfa.livedoor.biz/archives/51104577.html


■関連リンク 綾波レイに思いを寄せる男性は日本中に100万人はいるだろう (NIKKEI NET)

http://www.nikkei.co.jp/news/shasetsu/20070831AS1K3100231082007.html

綾波レイが最初に「降臨」したとき、日本人はバブル崩壊で自信喪失のどん底にいた。傷だらけになって人造の巨人に乗り込み、無言で毅然(きぜん)と敵と戦い続ける綾波への共感はその時代に根ざす。フィギュアとは、無意識の信仰を形にした現代の偶像だろう。経済は立ち直っても、日本人の心には虚(うつ)ろが残ったのか。

 日経、自重。


■関連リンク 滝本竜彦綾波忘却計画』が面白いので全文転載します (にじ魂)

http://blog.livedoor.jp/belog/archives/4754901.html


■関連リンク [ネタ] 10年前に惣流・アスカ・ラングレーと出会って以来、何千回とオナニーしてきた俺がついに悟った!(イミフwwwうはwwwwおkwwww)

http://imihu.blog30.fc2.com/blog-entry-1734.html

 気付かなければ幸せだったこともある……。


■「新世紀エヴァンゲリオン」10年のあゆみ (Yahoo! JAPAN - 新世紀エヴァンゲリオン 電脳補完計画)

http://eva.yahoo.co.jp/kagi/history/index.html

 まとめはこれを見るといいかも。


■関連リンク 【映画】『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』が本日公開 (【2ch】日刊スレッドガイド)

http://guideline.livedoor.biz/archives/50957259.html


■関連リンク 第34回 エヴァ雑記「第壱話 使徒、襲来」 (WEBアニメスタイル_COLUMN)

http://style.fm/as/05_column/animesama34.shtml


■関連リンク 新世紀エヴァンゲリオンについて、様々な角度から考察するページです

http://homepage3.nifty.com/mana/eva.htm


■関連リンク ヱヴァンゲリオンまとめ (どっきりビンキー)

http://d.hatena.ne.jp/nanakusa-777/20070901


■感想リンク “アレ”を見てきた (たけくまメモ)

http://takekuma.cocolog-nifty.com/blog/2007/08/post_dc8d.html

アレに関しては○○本人からは何もきいてはいないのですが、公式パンフの取材をされていた氷○竜○氏からは「すごいクオリティです。昔、不満を感じていたファンでも、俺たちこういうアレが見たかったんだ!というようなものになってます」と伺っていたのですが、なるほど確かにすごい完成度のアレになってました。しかも続編への布石も随所にあって、まさか■■■■が×××ではなくて△△△△▲▲▲となっているとは思わなかった。

 伏字ばっかですが、アレがコレなのは間違いない。


■批評リンク 『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』60点(100点満点中) (超映画批評)

http://movie.maeda-y.com/movie/00955.htm

テレビ版ダイジェストの劇場用Zガンダム3部作がヒットしたため、エヴァンゲリオンで二番煎じをするのかなと、正直こいつを私は見るまで思っていた。じっさい、普通にみればこの新劇場版は、「なんだよ、テレビん時と同じじゃん、見る価値無し」で終わってしまいかねないほど、ストーリーも絵柄もまったく同じである。

 まあ、この人の感想は予想通り。EVAにあまり関心のない層がこう思うのも実は無理はないことと思う。


■関連リンク ヱヴァンゲリヲン新劇場版の評価は60点「テレビん時と同じじゃん、見る価値無し」 (( ;^ω^)<へいわぼけ)

http://www.heiwaboke.com/2007/09/60_1.html

 わりかし辛口の意見が。でも、世間一般的にはこちらが主流!?


■関連リンク むしろ若返った。(きのこ) (竹箒日記)

http://www.typemoon.org/bbb/diary/index.html#2

約二時間、完全に燃え上がった。
日陰者(オタク)で良かったとニヤついた。
これだけのご馳走を、二度も、しかも最高の状態で楽しめる年代で良かったと吠えあげた。

愛憎いりまじり、かつての熱も今の醜態も知っているからこその喜び。
スタッフロールの後、あれだけ消費つくされたものを完膚無きまでに復元し超越したこの奇跡。
スタッフの十年間がどれほどのものだったか思い知らされ、“この十年、何も成長していない”と自らの手を睨みつけた戦慄を、きっと多くの人間が味わう事になる。

 先生も大絶賛です。スタッフのスキルがこの12年間で上がったことは間違いない。


■感想リンク 「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序」エヴァを知っている人もそうでない人も。 (たまごまごごはん)

http://d.hatena.ne.jp/makaronisan/20070902/1188665955

まず主人公シンジの印象。描き方が相当変化していました。
友人と見に行ったのですが、このへん感想が全然違って面白い。
自分は、「シンジってこんなにポジティブだったっけ!?」という感想。
友人は、「シンジってこんなにウジウジしたセリフはいたっけ?」という感想。
割とどっちにも取れるんじゃないかと思います。

自分がシンジをポジティブに感じたのは、強烈な環境にありつつ「これなら逃げるよ普通」という環境でも立ち向かう、という感じに描きかえられていたから。また、宇多田さんの歌が以外にマッチしているんですが、これを聞くと「あ、なんかシンジがんばっちゃうんじゃない?」という印象を受けました。

 なんか思ったことはほぼ言われているような気もする。シンジがポジティブだったかどうかは確かに評価が分かれると思う。


■感想リンク エヴァとヱヴァは別物のようだ (最終防衛ライン2)

http://d.hatena.ne.jp/lastline/20070901/1188636263

ただ、ヤシマ作戦から徐々に変化が。特にスタッフロール後の次回予告はとんでもないことに!でも、言えやしない、言えやしない。エヴァを見た人で、最終編だけ見ようと思っていた人は是非見に行くべき。見てない人も、祭に乗りましょう。流石に、前回ほどは盛り上がらないでしょうがそこかしこのコミュニティで次回、及び最終話の予想に関する議論が飛び交う筈です。

 「ネタバレあり」の方は結構突っ込んだ前作との相違点がっ!! 参考にします。


■感想リンク ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序 (さよなら飲むヨーグルト)

http://d.hatena.ne.jp/yoghurt/20070902#p1

オリジナルを観たのは、シンジ君と同じ14歳のときだ。僕は、シンジ君と酒鬼薔薇聖斗と同じ世代なのだ。僕もずいぶん歳をとった。この歳で、わざわざ並んでまで見た自分に呆れた。絶対に、つまらないだろうけど、つまらなくてもいいや、と思っていた。オリジナルを観た当時は。切実な気持ちで見ていたような気がするのだが、よく思い出せない。

 すいません、もっとおっさんも並んで観ています。後悔しちゃ駄目だ、後悔しちゃ駄目だ。

 反面、エヴァが当時のおれを魅了したような「カッコ悪さ」「無様さ」はだいぶスポイルされてしまったような気がする。ナイフで特攻するシンジ君の絶叫や、捧げられた兎のような綾波レイの容姿は、もっともっと気色悪くて、まるで成長痛のような甘さがあったものだった。今回の作品では、シンジの絶叫も何となく遠いものに聴こえる。さすがに作品の古さは否めず、シンジ君の絶叫は過去のものであって、今、どこかで誰かが発している絶叫のようには聴こえなかった。もちろん、それが悪いというわけではない。

 このあたりは難しいところ。作っている方も年をとったが、同じように見ている方も年を食ってしまったからね。今でもその絶叫が聞こえているようだとそれはそれでやばいような気もする。


■感想リンク まだ見ていないお前らのために『ヱヴァ』を解説するよ (Something Orange)

http://d.hatena.ne.jp/kaien/20070902/p2

 おいおいおい、皆、何でこんなに褒めているんだよ!
 『ヱヴァ』の感想といったら、ほら、あれだろ? 「庵野殺す」とか。「結局あれって庵野のオナニーだよね」とか。「使徒とは受け入れられない他者の象徴であり封印されたリリスは(以下略)」とか、そんなのだろ。

 まったくおっしゃるとおりだ。(笑)


■感想リンク ヱヴァ劇場版を回想する (EMPTINESS)

http://d.hatena.ne.jp/emptiness/20070901#p1

……Rebuildっていう今回のテーマを全然知らなかった_no でもそれでも凄いことには変らないよ!! あと記憶はおぼろげなので誤字とかは許して。
ちょっと"エヴァオルタナティヴ"と呼んでやりたい。理由は色々。
さてこの劇場版の構成を記憶に従ってざくっとまず辿りなおしたい。思い出したい。

 すでにもうたくさん語っちゃっている人が!!

世界陸上:スタンドガラガラ……とんでもない失敗か (MSN毎日インタラクティブ)

http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20070829mog00m040003000c.html

 しかし、メダルの期待出来ない今の日本陸上競技界においてそもそもそんなに人が集まるだろうか!? いや、運営側の大阪府のテンションが低かったことももちろん問題だが、果たしてそれだけの問題かなあ。逆にTBSのアナウンサーのはっちゃけぶりが痛々しいというか、盛り上げようという意志は見えるんだけど、もっと上部のTBS局側の力の入れなさっぷりとのコントラストが激しすぎて、大会前からこれはやばいんじゃないかなあという雰囲気はあったよ。むしろ、来場者のメインは関西の人間なのだから、在局キーのMBSに主権を渡して会社の総力を上げての応援をしてもらった方が盛り上がったんじゃないかなあ。TBSだとどうして地方のイベントを片手間でやっている感じがあるし。ま、でもなんだかんだいって仕込み担当の電通Second Lifeのバーチャル空間の方で忙しかったのも大きな原因か。(笑)

防衛省、自衛隊の人材確保に民間企業からの「レンタル移籍制度」創設を検討 (鬼速)

http://blog.livedoor.jp/onisoku/archives/64731545.html

 恐ろしい計画だな。企業的には体のいい首切りにこれを利用したり、グットウィルやフルキャストから貧困にあえいでいる層がどんどん徴兵されたり、ロクでもない未来しか想像出来ないなあ。

女性殺害―闇の職安を放置できない (asahi.com)

http://www.asahi.com/paper/editorial20070829.html#syasetu2

 多分書いている人は、同じ身内とも思っていないのだろうなあ。記者と勧誘員では給料の額も天と地の差ほどあるだろうし。

広島の前田智が2000安打達成・史上36人目の快挙 (NIKKEI NET)

http://www.nikkei.co.jp/news/main/20070901STXKG042401092007.html

 おめでとう、前田。ありがとう、前田。目つきは怖いけど、今のお前は本当にいい男っぷりだ。