caprinのミク廃更生日記

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小娘が何か言ってます。 (はあちゅう主義。)

http://blog.livedoor.jp/springflavor122/archives/50165246.html

私は教育改革に興味があるよ って書こうとして、途中でいろんな問題にすりかわっちゃった…? 盛り込みすぎた感が否めない。

書いてて思ったけど、私の意見って、世間知らずで勉強不足の意見だと思うのね。(しかも、まとまってないし。)

でも大事なのは問題意識があるか、意見を持てるか、表明できるかってことな気がする。

 ブックマークのコメントがすごいというか、これはひどい。(エントリの内容そのものより、コメントが) 私は彼女のこの文章、はっきりいってお気楽だし無責任だが嫌いじゃないけどな…。確かに隙の多い文章だし、どこかで聞きかじった言葉が並んでいるのは、彼女が喫茶店で友達と話していたような内容や感銘を受けた言葉をそのまま文章にしてしまっているからだろうか!? 普通はそこにもうちょっと文章をこねくり回して(推敲して)、それらしく自分の文章とするもんだが彼女にはそれがない。ちょっと思い出してみると、はあちゅう氏らが最初に有名になった企画「クリスマスまでに彼氏を作る」とかで変な顔とか、学生イベントの「カリスマブログになろう」とかも、どちらかというと体当たり的なネタが多かったので、考えるよりも先に体が動いてしまうようなタイプなのだろう。(そんなタイプだから、全く余計なお世話なことだが、カリスマトレーダーについて株の勉強とか絶対失敗するから止めたほうがいい。)

 でも、あけすけな意見だからこそ、この小娘(ここのブログ名が「小娘が何か言ってます。」なのでそう言ってるだけで若い女子を馬鹿にしようとかそういう気はない)の言葉にみんながこんなに反応するのかもしれないな。そういう意味で言えば、彼女の言葉には何か力があるかのかもしれないぞ。つまり、NHK番組の学生討論会「しゃべり場」みたいな最初の問題提起だと思えば、その一定の役割はすでに果たしたのじゃないかなあ!? (日本においてそれなりの高学歴大学の生徒がこの程度の意見か!?というのはこのさい置いておく。)

 そりゃ、実際の苦しい教育現場にいるような人間からしたら、『「愛国心」!?、「人間力」!? 実際に教育なんてしたことのない学生風情が簡単に「教育が駄目!!」なんて言ってくれるなっ!!』と、当然反発があるんだけど、学生が考える教育の認知なんて経験がないのだからそんなもんだろうし、彼女らこそ「ゆとり教育」の第一次被害者でもあるわけで、この世代に「思慮が足りない。」というのはそういう教育をして来なかった親にも関係する全世代の問題とも思える。マザーハウスにしろルワンダにしろ、TVや映画で聞きかじった言葉を発するだけでは多分言葉が軽いのだ。ただ、理想論や具体性の薄い言葉を教育の現場から非難するのはしょうがないが、同じ軽い言葉しか持たない若者が「こいつは叩いてもいい奴だ。」といっせいに一人の若者を叩くだけで、学生が理想を語らない世界もつまらない。無知だからこそ、利害関係がないからこそ、発することが出来る言葉もあるはずだ。自分は「人間力」なんていう具体性のない不確かな力は信じないが、教育改革が必要なのは実際そうなんだと思うのだ。ただ、願わくば5年後、自分が自分のこのBlogのテキストを読み返したときに「あちゃ〜、無責任なこと書いてる、恥ずかしいな〜。」と思えばまた発する言葉の重みも変わってくるのではないだろうか!?

[追記]で、自分はこのテキスト、3日後に読んで死ぬほど恥ずかしくなりましたとさ。


 なんにしろ、自分は子供達に「人を殺してはなんでいけないの!?」という質問に対し、「常識だから」という思考停止以外のもっと分かりやすく納得の出来る言葉を捜してみたいと思う。これは簡単なようにみえて、決して簡単なことではないように思う。

 さて、あなただったらどう答えますか!?