西川きよし参院議員引退

http://www.sankei.co.jp/news/040616/sei062.htm

　3期18年を今日無事に終えたようだ。長い間ご苦労様でした。

西川氏は強行採決、補充質疑に続き３度にわたり“卒業質問”の機会が失われた格好となった。

　しかし、前日が与党の採決強行突破のために、質問時間が打ち切りになり、また今日の補助質問も途中打ち切りになって、小泉首相への質問は幻となった。西川きよしは参院選挙でトップ当選を果たしての当選だったのだが、無所属だったため質問もままならない状態での引退である。100万票取ろうが、取るまいが、後ろ盾が無ければ、質問もままならない現在の制度はおかしいと思うし、この西川きよしに投票した100万人はある意味、国会では無視されたようなもんで。民意も無視されているのだろう。

　最近思うのだが、賢い議員は必要だが、ずる賢いだけの議員は要らない。むしろ、自分の儲けのためだけに腐心する議員より、からっぽの議員の方が民意を汲み取ってくれるので、今の政治にはそっちの方が必要な気がする。