caprinのミク廃更生日記

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「雲のむこう、約束の場所」のプレミアム上映会 シアターキノ(負け組日記)

http://genki01.cc.hokudai.ac.jp/reo/diary/?blogcategory=%B1%C0%A4%CE%A4%E0%A4%B3%A4%A6

 東京に続いて北海道での上映会。新海監督と音楽の天門さんも来るようなので盛り上がってほしいところ。シアターキノのHPを見ると、プレミアム上映会のチケットは完売したようだ。
 リンク先は、シアターキノの関係者らしいのだが、嘆願で監督を呼んだらしく、イベントもほっこり手作りで成功させて欲しい。


 しかし、大阪は2月4日から公開。まだまだ先なので、他の人のBlogを読んでいて、モロにネタばれが書いていないかちょっと心配の日々だ・・・。

 あと、Yahoo!!の映画感想掲示板とか見るとやはり厳しい意見もあるようでおもしろい。「ストーリーはちょっと・・・。」とか「背景は綺麗だけど・・・。」とか「宮崎アニメと比べて・・・。」とかいう意見は普段あまりアニメを見ないコレをただの映画として鑑賞している一般人からの意見なのかな。新海さんの作品って、遠いアングルで人物をとらえたカットの美しい雲とか空の背景美術と、音楽と同期したコマ割りの妙を見るもんだと思っていたので。(むしろ、新海さんの場合人物より背景が主役であり、その本人が苦手と言っていた人物絵は今回別の人に手伝ってもらっているわけで、しかもその動きは大進化しているといってもいい。) すでに見方が穿っているという人もあろうが、大げさに極論させてもらえば、もともとそういう向きの映画かな〜と。こういう昔見た情景とか、田舎をなつかしむとか、ちょっとおっさん・おばさんにならないと琴線に触れてこないことがあって、中高生とかには実はすぐにピンと来ないかも〜!?とまだ観ていないので予想なんかしてみる・・・。(すいません、コレは観ていないので、なんとも新海さんを弁護しているとしか見えないね。)

 あと、同時に封切りされたからかアニメとして「ハウル」のジブリと比べてやっぱり駄目だなというのも良く分からない。知名度から一般受けのジブリとインディーズの今作品と比べたがるのは分かるが、先だってTVでやっていた「もののけ姫」とか見てるとジブリが単純に一般向けとは思えないし、商業的に比べるのは良いとしても、金のかかり方の度合いで優劣を決めてはね。むしろ、同じく単館映画館で広まっていった「アメリ」とかと比べてみてはどうだろうか!?

 「エヴァみたい・・・」とか「ラピュタみたい・・・」も掲示板の一言感想ならともかく、ブログなどで批評をする人にはそろそろお奨めできない。(笑) 使い古された表現だし、その議論は「ほしのこえ」でもすでに何回もやられていて、より良い議論をしたい人はもっと違う切り口を見つけた方がいい。だいたい、雲の描き方は、ダイナミックな動きのラピュタとは全然違うよ、もっとよく見ろと・・・。(参照はしているが、マネてはいない)
 他、「ゲームっぽい・・」って、本人もとゲーム屋さんだったからね〜。イースのオープニングデモも素晴らしいので見てくれっ!!って感じかな!? (すでに退社している頃のイース6とかは違うので、念のため)

 やはり単館映画館とはいえインディーズから商業ベースに乗ったときの、世間の冷たい批評にさらされるのはしょうがないしなあ・・・、キリキリの「キャシャーン」が受けた試練みたいなものか!?
 しかし、ぶっちゃけストーリーの方はまだ観ていないのでなんともいえないのが、寂しい・・・、早く観たいなあ。


 で、久々に「彼女と彼女の猫」のダイジェスト版を見た。うん、完成本編よりも電灯のつく音でタイトルに3つの明かりがともるダイジェスト版のオープニングの方が断然良い。そう、こういう細かさが新海節の気持ち良さだよな〜。