デモや歴史認識、日中が激しい応酬 外相と唐前外相会談 (朝日)

http://www.asahi.com/politics/update/0418/008.html?t

日本外務省の説明によれば、町村外相は反日デモについて「陳謝の意や、ご迷惑をかけたという一言があれば、日本人の気持ちもより良い方向に転換されただろう」と指摘した。これに対し、唐委員は「デモ行進の中で少人数が行った過激な行動には賛成しない。最大の努力を尽くして日本の在外公館、関係機関、日本人のために多くの措置をとった。引き続き安全を確保したい」と述べ、謝罪や補償に応じる考えは示さなかった。

　一方で唐委員は、日本政府の歴史認識や台湾に対する政策に触れて「中日正常化以来の対中政策を日本が転換し、中国に強硬な態度で対抗するような政策をとっているのではないか」と主張した。町村外相は「歴史認識や台湾問題で対中政策を変えたことはない。日本は先の大戦の反省の上に立ち、戦後一貫して行動してきた」と反論した。

　また、唐委員が「侵略を美化するような教科書が検定を通り、感情が傷ついている」「中国では『反日』教育は全く存在しない」などと語ったのに対し、町村外相は教科書検定制度を説明しながら「すべての教科書は過去の戦争の反省に立ち、平和な日本を作っていくというものばかりだ」と伝えた。

　教科書に日本鬼子と書いておいて反日は無いという中国のクオリティの高さに笑った。

・参考リンク 【日本鬼子】／Ｒｉｂｅｎ　ｇｕｉｚｉ