虐待は見えません

http://www.interactive-salaryman.com/pieces/invisible_j/main.htm

　うーん、インパクトはあるけど、自分は気持ち悪かった。AC公共広告機構のCMって、いつも考えさせられるCMになっているけれど、だからといってそのCMだけでより深くこれらの問題を考える人は実はそんなに多くなくて、奥歯にモノが挟まった気持ち悪さだけを残したままで終わることが多くて嫌だ。今回のWebCMも「虐待は見えません」という事実だけを示して、じゃあこれをどうすればいい！？という解決は、何も示さない。まあ、「自分で考えろ！！」ということなのだが、広告を作った人は「どうやってインパクトのあるCMにしようか、どうやってみんなを気持ち悪がらせようか！？」とそればかりを真剣に考えていそうでなんか健全じゃない気がするのだ。
　そしてバッシングすると、その表面だけを見て本質を理解していないと言われるから、余計に胸のもやもやが取れない。うーん、それだけ難しい問題だし、こう考えている時点で問題提起したあちら側の勝ちなんだけど・・・。