caprinのミク廃更生日記

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特集WORLD:「萌え」市場を考える 2〜3兆円規模に (毎日)

http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20050517k0000e040087000c.html

 萌えについて描いた「電波男」(三才ブックス)の著者の本田透さんは「心が癒やされるところ」と話す。「人間はやはり愛を与える対象がいないという状況は寂しく、心がすさんでくる。しかし現実は、顔か金がなければ恋愛できない。打算のない本当の愛情などない。それなら二次元の想像の世界でいいじゃないかということ」。さらに「先進各国で結婚制度が事実上崩壊している今、欠けている部分を埋めるのは萌え。萌えは宗教の代わりとして世界文化にもなり得る力があると思う」と熱く語るのだ。

 本田透先生が熱く語っておられる・・・。でも、新聞の記事で見ると、その熱さがなぜかむずがゆい。

森永さんはこう言う。「事件が一番傷つけたのはアキバ系の人たちだ。なぜなら、容疑者が監禁系の少女ゲームに夢中になり、自らをご主人様と呼ばせたことが明らかになったことで、まるで『萌え』が犯罪の温床であるかのような印象を世間に与えてしまったからだ。誰も傷つけたくないし、誰からも傷つけられたくないのが彼ら。例えばメード喫茶のメードさんは、確かにお客さんを『ご主人様』と呼ぶ。しかし、彼女たちは誰に強要されたわけでもなく、自分たちの楽しみのためにやっており、客もメードさんに指一本触れるわけではない。共通の趣味を持つ男女が、一種のロールプレーイングゲームをしているだけ。成人映画の男優が性犯罪に走るだろうか。そんなことはない」

 森永卓郎先生も熱く語っておられる。この人は、ヲタクだけど経済学者なので、ちょっとピントがずれることも多いけど。まあ、ヲタクにはやさしいよな。