caprinのミク廃更生日記

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PC雑誌はインテルの圧力に負けたのか (PC Watch)

http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2005/0701/hot374.htm

 ネット上で元麻布春男氏の記事を見たことのないPCマニアはいないと思うが、この文章に限ってはこの文章をまったく額面通りに信じている人は少ないようでちょっと驚いた。まあ、自分にとっては、IntelだろうがAMDだろうが、それほどベンチマークにこだわっていないから気にならないということかもしれないが・・・。
 「元麻布春男の週刊PCホットライン」を読む多くの人がそうであるように、私は元麻布氏の文章には基本的に信頼を寄せているし、これだけ著名な氏が不正を働くようなことはしないと思う。(ここでの信頼とは、まったく間違いがない正しい記事だけを氏が書いているという話ではない。即効性の必要なWeb上の記事ではどうしても取りこぼしやミスがあるのはしょうがないし、また月刊雑誌のライターであっても少しも間違いの無いPC雑誌なんて見たことない。)
 それでも、日進月歩のPC界のトピックを理解するのに氏の文章は私にとっては必要不可欠だし、今までのたくさんの記事が役にたったように、これからも信頼して氏の文を読んでいくと思っている。

 しかし、すべてのWeb上の記事やPC雑誌全体がインテルに傾倒していないかというと、どうにもこうにも絶対不正は無いとは言い切れない気がするんだがどうか!? 例えば、ベンチマークをいじってインテルに有利になるような提灯記事が、ライターから見ると間違いを書いていないのに不正と言われるのは心外であり、読者からするとそもそもインテルに有利になるようなベンチマークを使うことが不正だと思う、その心理面のギャップが問題なんだけど、2chなどになると黒と一様に判断しているように思う。他の人はどう思ってるのだろう!?
 インテルもPC雑誌も自社の製品が売れないとやはり困るわけで、お互いに擦り寄った結果がたまたまAMDに不利になるように見えることもあるのだろう。

 あと、もっと基本的なことで、提灯記事を書かないライターなんて実際にはいるの!?という話もある。広告をもらうことで成り立っているPC雑誌によいしょ記事が無ければ、どんな企業もその雑誌に広告を打つことは無いだろう。人によっては、広告記事である良いところだけを宣伝している記事を不正と思えば、どんな記事だって不正に見えるかもしれない。
 例えば、ちょっと前に問題になった某所でのSONYのNet WalkmanAppleiPodのシェアを追い越したという記事は、台数の統計方法やHDDやメモリの容量分けによる区分けがちょっとSONYよりすぎていて提灯記事でもちょっと悪質に見える。ここらのグレーゾンーンはみんなで検討してはっきりしたいね。