caprinのミク廃更生日記

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第4回 大阪モーターショー行ってきた。

 第4回 大阪モーターショーに車を持っていない私とH氏で行ってきた。車は欲しいけど、今の生活レベルでは無理だろうな〜と思いつつやはり男である以上、車を見るのは楽しい。まあ、フェラーリぐらいになるとある意味ファンタジーの憧れの車だから眺めるだけでも楽しいわけだが。
 大阪の車のイベントとしては、ほぼ全部のホールを使うし、インテックス大阪でやるイベントとしても最大のイベントだろう。ただ、ほとんどのメーカーのパンフが東京モーターショーの残りを配っていることから分かるとおり(HONDAだけは大阪モーターショーとなっているが)、東京モーターショーのサブセット版という状態は第1回から変わらず。(実は1回目からすべて行ってたりして。) 東京には出て、大阪には来ないメーカーもあるし(そういえばBMW来てなかったかな!?)、大阪もそろそろ東京とは異なる独自な動きがあるとうれしいのだが…。あと、去年ぐらいはSONYグランツーリスモ4の宣伝を大々的にやっていたけど、今回そういうのは無かった。TOMYとか道路公団は来ていたけど。



・会場の外 人の入りはぼちぼち。



・ポスターはこんな感じ。



・SLRのものごっついタイヤ



メルセデスのSLR お値段は税抜きで5900万(税込み6200万)くらい。日本車なら消費税だけで高級車が買えるわい。全世界どこでもなにかあれば電話一本でメカニックが飛んでくるらしい…。場合によっては、外人が飛行機に乗って整備しにくるのだから、住む世界が違う話だ。



・光岡のオロチ 名を体で表した車。まさに蛇をイメージしたデザインは、かっこいいかどうかは人によると思うけど、SLRと比べても負けずに目立っている。これで走っていれば注目を集めることは間違いない。
 他のメーカーでは出来ないこのデザインは頑張っていると思うし、光岡は独自路線でこれからも頑張って欲しいと思う。



プジョー 407クーペ これもカッコいいけど結構高い。外車は値段の設定がよく分からない。個人的にはフォルクスワーゲンアルファロメオはスペックのわりに値段が高く、シトロエンは見た目のわりに値段が安いと思った。つうか、今回見てシトロエンの私的株が上がった。まあ、それでも日本車に比べるとどちらも割高な気がするのだが…。デザインの凡庸さに目をつぶれば、なんだかんだいってやはり日本車が一番品質もスペックも高い。(まあ、あくまでもコストパフォーマンス比でだが…、ものごっつい値段の奴は外車だろうが日本車だろうがやはりすごい。)



・スズキ LC かなりクラシックな風貌 こういうのも嫌いじゃない。スズキもダイハツも地味ながら元気がいい感じがした。



Volvo C70 ボルボのフロントはやっぱりボルボだなあ。



・日産コンセプトカー PIVO 今回一番変り種と思われるPIVO。コクピット部が180度回転し、運転するさいにバックする必要がないコンセプトカー。私はコクピットの回転を見ることは出来なかった。(残念) コクピット部と車体はケーブルで繋がれているのではなく、電気的に繋がる接点があるらしい。



・日産GT-R PROTO まあ、これを主目的で見に行ったのだけど、東京モーターショーのレポートなどでどんなものかは知っていたので、思ったよりインパクトはなかったかも。エンジンとかはともかく外装はほぼこのまま市販者になるらしい。そして、みんなが口を揃えて言うように後ろはいいけどやっぱりフロントに違和感が残る。それなりにかっこいいとは思うんだけどねえ。ま、市販車の発売までにはまだ間があるのでそのうち見慣れるかもしれない。
 あと、新しい車の車体はもうほぼ一体整形でバンパー部とかが明確には分かれていないのな。ぶつかったりしたらシャーシを全交換とかで高くなったりしないのだろうか!?



・F1 BAR HONDA 横の空気抜きがやっぱりすごい。



TOYOTAのF1マシンも展示してあった。



マツダコンセプトカー 先駆 コンセプトカーの中でデザイン賞取っただけあって、コンセプトカーの中では一番かっこよかった。



・先駆はドアが後ろにスライドするのだが、ガバッと開きすぎで狭い駐車場では苦労しそうだ。



フェラーリの知らない人はいないだろうエンブレム。



フェラーリ F430 やっぱりかっこいい。このあたりの1000万超の車は仕切りがあって近づけない。ブース内に入れるのはいわゆるVIPですな。



・断面モデル1



・断面モデル2



・ポルシェ カイエンS 写真はアレだけど、本物はもっと美しい青だった。ポルシェのフォルムだけは時代を超えても変わらない。



ダイハツコンセプトカー Costa HONDAの「WOW」もおもしろかったけど、造形的にはこっちの方が好き。



TOYOTA iSwing 1 これはもう車というよりなんだろビーグル、モービル!? こういうのが早く公道を走れるようにして欲しい。



TOYOTA iSwing 2 iUnitの正常進化らしく走行スピードによって形態が変わるところは一緒だ。


 当たり前だが、エコカーとかコンパクトカーがメインのモーターショーだった。ガソリンも高値安定だし、もう速い車とか排気量のでかい車というのは高級品・贅沢品であって普通の車はもっと小さく燃費良くという流れは変わんないだろうね。レクサスブランドに象徴されるような富裕層への車とVitsみたいな個人用コンパクトカーとファミリー層ミニバンなどの下流層への二極化。中流セダンのCivicも売れていないようだし、下流はもっと安くて使い勝手の良いFitを買うのだろう。そりゃセダンは日本ではもう売れないよなあ〜。

 そもそもランエボとかインプレッサWRCなんかでスペック競争している時はもっと車の内部とか走りでいろいろ友達とうだうだ話をしていたような気がするのだが、今はどちらかというと使い勝手とか燃費とかか外見ばかりに終始している自分がいる。だから、車も持っていないような私のような人間は、外国の高級車を見てため息をつくか、コンセプトカーで未来に思いを馳せるのが、ここでのたしなみだと思った。

 あと、東京モーターショーと比べると規模も動員人数も少ないので車の写真は撮りやすかったと思う。まあ、人が少ないということは、コンパニオンのおねーちゃんも少ないということなので、ソレ目的の人には向いていないかもしれない。コンパニオンもエコされたのか派手なところは少なかったかもしれない。(ま、最大公約数的なモーターショーなので、おねーさんの派手さならオートメッセとかオートサロンとか行ったほうがいい。) つうか、車も撮るならいいが、おねーちゃんしか撮らないカメコは相変わらず邪魔だ。

 また、コンセプトカーは今回いろいろ趣向があって割と楽しかった。HONDAのWOWとか犬好きには確かに訴求力があるかもしれない。(コンセプトカーなので実際に売るとなるといろいろ厳しいとは思うが。) 他、マツダの先駆は奇抜だけどカッコいいと思う。三菱の「I」もコンパクトながら良かった。

 今回はこんなところで、終了。