caprinのミク廃更生日記

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「若者よ怒れ」 新宿ロフト代表の平野悠さん (asahi.com)

http://www.asahi.com/life/update/0411/005.html


・関連リンク 将来への過度な期待は空しい (404 Blog Not Found)

http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/50308048.html


・関連リンク ニュー速のコメント 「若者よ怒れ」って、その怒る対象はお前らオヤジの世代が作った社会だろ (自ニュF)

http://news.2-3-0.org/comment/comment_200604_195.php


言及リンク 何故平野さんは若者を煽る前に目の前の朝日の記者を殴らないのか (想像力はベッドルームと路上から)

http://d.hatena.ne.jp/inumash/20060411

そう。かつてはそうだった。そして彼らがそうした結果、何が起こったのか。何も変わらなかったのだ。「若さ」という特権を失った彼らは、社会との係わりを失うか、自らの地位や権威を守る事に固執していった。アメリカの「フラワー世代」が実権を握って作り上げたのが、反抗やカウンターカルチャージェンダーフリー思想や環境保護もソフトに取り込んだ「グローバル社会」であるように、「全共闘世代」が作り上げたのが今のどん詰まりの社会だ。そして、そのどん詰まりを打破する為に持ち出されたのが小泉政権であり、愛国心である。上の発言はまるで当事者意識を欠いている発言のように僕には見える。その格差社会の温床となっているのは、かつて貴方の隣にいた奴だっていうのに。

詳しい社会学的考察はしない。これが正しいのか正しくないのかもどうでもいい。ただ、少なくとも彼らの尻尾みたいなものを追いかけてきた僕が得た結論がこれだ。

もういい加減うんざりなんだよ。貴方の幻想を代弁させられるのは。こんなの、ニートを叩いてる馬鹿保守親父と同じじゃないか。僕等に何かを託す前に、僕等に煽りを入れる前に、もっと面と向かって話さなきゃならない相手がいるんじゃないのか。その事を、貴方は十分に理解しているのだろうか。僕にはそうは思えない。


言及リンク 世の中に本格的に怒りを覚える前に、普通にその世の中に貢献している人を尊敬してしまうよ (golgonDiary)

http://d.hatena.ne.jp/golgon/20060411/p1

団塊世代って言うのは権力者に逆らわないと、落ち着かない人種なのかもしれないけれど、正直あんたはそういう若者のどうしようもない怒りで、飯を食って来ている訳でもある。その側面を少しでも感じてしまうと、素直に怒ろうという気は皆無になってしまう。

就職活動や、卒論制作をしているといつも感じるのは、厳しさというものよりも、自分が如何に無力であるかを痛感してしまう。その無力感への敗北心がある以上、世の中に本格的に怒りを覚える前に、普通にその世の中に貢献している人を尊敬してしまうよ。

勿論フランスの学生デモのように、暴れることで心情を権力者に見せることで、ある程度世の中が変ることもあるかもしれないし、学生運動をリアルで経験した団塊世代はそれこそ正しい若者の姿と思っているかもしれないが、その学生運動ですら歴史として語れる時代の子供たちにとっては、『それでも何も変らなかった』という事実が転がっているだけだ。

寧ろ研究や当時の活動家と権力者側の意見を見比べて、学生側が間違えていることを悟るヤツまでいる。つまり別のやり方で何とかせねばならない。そういう精神が必要だ。

『昔は良かった』というノスタルジーでは何も食えない。90年代そういう若者の純粋すぎる怒りは左翼に利用された。元闘志という格好の悪い肩書きこそ、彼の思考の限界点を決めてる予感。

 まあ、冷めすぎた若者というのも問題なんだが、いい大人になった今もただ相変わらず怒り続ける団塊世代もなんだかなあと思う。ま、冷静に解説する若者は、ああいえばこう言うだから、怒ってもその熱気はなかなか伝わらないだろう。ただ、若者も怒っては欲しくはないが、叱って欲しいと思っている人も実は結構いるはずで、ここは達者な論を唱えるよりも、このおっさんは「もっと怒れよっ!!」じゃなくて、「もっと若者も感情をむき出しにせよっ!!」と若者に言いたいのかもしれないと思っておく。