caprinのミク廃更生日記

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第19回「初音ミク」をはじめとするニコニコ動画上のコンテンツ協働制作に関する考察 (WIRED VISION - 濱野智史の「情報環境研究ノート」)

http://wiredvision.jp/blog/hamano/200711/200711011100.php

ただし、その《客観性》の通有されている範囲は、あくまでニコニコ動画の「内側」に限定されているという点もまた重要です。それは次のような分裂をもたらすからです:その内側にどっぷりと属しているユーザーから見れば、それは「『神』のような歌い手/調教師/職人たちによって、日々すばらしいコンテンツが創作されるすばらしいコミュニティ」に見える。しかし、その外側に属しているユーザーから見れば、「どれも似たり寄ったりで何が面白いのか分らない」と揶揄的にみなされてしまう(その最たる例がTBSの報道だったといえるでしょう)。その評価はそれこそ「人それぞれ」としかいいようのない問題ですが、ここで重要なのは、この二つの見解はいずれも「正しい」ということです。