この20年、違法コピーが先に蔓延していたゲームソフト業界がどれだけ口をすっぱくして同じことを言ってきたか。俺も何年も前から散々書いたよ。そしてあきらめた。 (NaokiTakahashiの日記)
http://d.hatena.ne.jp/NaokiTakahashi/20080329#p1
本音を「タダで見たい!」に置いてる人に、タダで見る道具が渡ってしまった以上、モラル感覚や熟慮のすべては「タダで見ることの正当化」に向いてしまうんだよ。
言ってることは全部正しいけど、全部言っても無駄なことだ。どれだけその論理が正しく、相手をすっかり論破したとしても、向こうはただ黙ればいいだけだ。「本音」を別においているのだから、そちらの修正などありえないだろう。
コンテンツは、クリエイターにとっては生きる糧だけど、視聴者にとっては一時の娯楽なのだ。「私財を投げうって」(対価という感覚が消えている人からするとこうなる)まで救済に本気になってくれる人は少ない。
■言及元リンク IT業界はコンテンツを無料で騙し取っていないか--著作権問題の奥にあるもの (CNET Japan)
http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000056023,20370105,00.htm