お部屋1474/長野観光ガイド リレーが通ったあとで、一人でゴミを拾い集めている中国人がいました [http://:title=(黒子の部屋)
結論を言えば、残念ながら、「加油(頑張れ)中国チーム」の勝ちを認めざるを得ないです。「フリーチベット・チーム」は組織的な動員がまったくなく、その上、日本人の大部分はこの問題に無関心ということもあって、人数で負けてました。
かといって中国が組織的に動員しているかと言えば、そうでもない。悔し紛れで、「フリーチベット・チーム」からは、「中国人には日当が出ている」なんて声も出ていたのですが、これはガセでしょう。「左翼はデモに出ると金が出る」というネット右翼のデマと同類です。日当が出るのは、労働組合関連のデモで組合員に交通費などが出ることがあるくらいでしょう。むしろ、カンパをとられることの方が圧倒的に多いものです。
彼らが何を考えているか知りたくて、十人以上とダベりましたが、意外だったのは一人で来ているのが多かったことです。各地からバスが出ていて、バスを準備したのは、留学生の組織である可能性はありますが、これをネットで見て一人で参加していたり、新幹線で一人で来ていたりが多くて、私が聞いた範囲では強制的な動員ではまったくない。日当が出ているという話も全員否定していて、いくつかの理由から、ウソをついているとは思いにくい。
「なんで学校の友だちと来ないの?」「職場に中国人はいないの?」と聞いたら、「みんな、今日は忙しいから」「興味のないヤツもいるから」と言ってました。中国人だって、そんなもんでしょう。
「長野は前に来たことがあって、街がすごくきれいなのに感激したんですよ。日本人はこういうイベントのあとで、みんなでゴミを拾って帰るじゃないですか。それは素晴らしいことだと思って、ゴミ袋を持ってきたんです」
「中国人はゴミをどこにでも捨てるからね」
「そうなんです。あれはよくないと僕も思っているので、中国でもゴミを拾う習慣を広げたい」私もゴミ拾いを手伝ったのですが、もっとも多かったのは、「フリーチベット・チーム」が配ったりビラでした。