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総合/スピード社対抗、“秘策”あるのか 国内3社あす改善案 (FujiSankei Business i.)

http://www.business-i.jp/news/sou-page/news/200805290068a.nwc

 改善のポイントは生地の表面加工。FINAが2005年に策定したルールでは「生地の表面に明かな加工をしてはいけない」という制限が設けられている。国内3社は「禁止」と受け止めた。
 ところが、問題のスピードの「レーザー・レーサー」は、抵抗を減らすため、生地の表面にフィルムを張っていたが、FINAは「問題なし」と認可した。
 「できないと思っていたことが、すべてOKだった」。国内3社はショックを隠せない。
 改善案では、現行モデルで“自制”した表面加工を取り入れるとみられ、3つの試作品を用意したというデサントは、そのうち一つで表面加工を採用した。

 日本のメーカーは技術的には出来るけれど、遠慮してやらなかったというわけか!? 厳しい国際競争の中で、こんな日本的な遠慮をしているようじゃあ、そりゃ負けるよなあ。

 もっとも、国内3社の出遅れに対しては、「情報収集が甘かったといわれても仕方ない」との厳しい声も。特に、ミズノは昨年5月に解消するまで、スピードとは提携関係にあった。

 スピードはFINAの公式サプライヤーでもあり、内部に強力なコネクションを持つことは周知の事実。業界からは「公平性の確保が今後の課題になる」との恨み節も漏れる。ただ、シビアなスポーツビジネスの世界では水面下の攻防で明暗が分かれるのは日常茶飯事。改善案の結果で示すしかないのが実情だ。

 いかにも欧州メーカーのやりそうなことだ。柔道の規則改正でもそうだけど、自分らの都合のいい方向で競技を捻じ曲げる。身体的にはもともと有利なくせに。ただ、それらがオリンピックの規則でセーフとなったら、他の国もそれに合わせないといけないわけで。