caprinのミク廃更生日記

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権利者とメーカーが激しく対立するダビング10問題。悪いのはB-CAS? (らばQ)

http://labaq.com/archives/51030007.html

 なかなか詳しい総まとめ。

* ムーブ動作の途中において、ムーブ元及びムーブ先の双方に同時に1分を超える長さのコンテンツが再生可能な状態であってはならない。
* ムーブ終了後に、使用可能なコンテンツがムーブ元及びムーブ先の双方に同時に残ってはならない。即ち、ムーブ終了後はムーブ元のコンテンツを再生不能化しなければならない。

このような規定があるせいで、以下のような手順になってしまいます。

1. 元のデータから1分以下のデータを切り出す。
2. 切り出したデータを書き込む
3. 切り出したデータが正しく書き込まれたか検証する
4. 切り出した分を元のデータから消す
5. 1に戻る

こんな事をやってるわけですから、本来なら1度で済む検証を30分番組なら30回以上やらなくてはならず非常に遅くなりますし、そもそも途中で停電や異常が起きたら元のディスクにも移動先のディスクにも不完全な再生できないデータが残ってしまいます。だいたいデジタル映像のデータを分単位で扱うのは非常にばかげています。

 なんという無駄。

ここで改めてデジタル放送のプレイヤーを思い起こしてみましょう。

B-CAS
デジタル放送に受信に必要なB-CASカードを握る私企業。放送局とメーカーからなる
ARIB
社団法人電波産業界。デジタル放送の規格を策定。電気通信事業者、放送事業者、メーカーからなる。
JEITA
社団法人電子情報技術産業協会。メーカーからなる。

不思議なものが見えて来ました。
JEITAの主張では、ARIBが策定し、B-CASによって強制されてるコピーワンスのせいで正常なムーブができないことがあるということでした。
ところがそのARIBにもB-CASにもメーカーは参加しているのです。
……どうやらメーカーも1枚岩ではないようです。テレビやビデオを作るメーカーは巨大企業ですから、それぞれの団体に送られている人間が別々なのは当然でしょう。
それにしても意志が統一されてなさすぎです。
もちろん、それぞれ参加してる他の団体との兼ね合いもあるでしょう。純粋にメーカーの意志だけを示せるのはJEITAだけかもしれません。


天下りみたいな方々一覧 (2chより 転載) NHKからの異動はまあ天下りみたいなもんだよな

代表取締役社長 浦崎 宏 (NHK総務局長、元NHK静岡放送局局長)
代表取締役専務 吉永 弘幸 (WOWOW常務取締役・放送・事業統括本部長)
取締役       藤森 敏充
取締役(非常勤) 緒方 徹 (NHK事業局長)
取締役(非常勤) 田中 豊 (NHK放送技術研究所研究主幹)
取締役(非常勤) 新見 博英 (日立製作所映像情報メディア事業部)
取締役(非常勤) 山根 聡 (株式会社ビーバット取締役)
取締役(非常勤) 佐藤 光一 (スター・チャンネル 取締役副社長)
取締役(非常勤) 北林 由孝 (BSフジ専務 取締役)
監査役       久木 保
監査役(非常勤) 廣瀬 敏雄 (WOWOW代表取締役社長)
監査役(非常勤) 丸山 竜司 (東芝 ネットワークS事業部営業コンプライアンス推進室長)