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Perfumeはニコニコを知らなかった “嫌儲”や著作権、ユーザー創作物の課題 (ITmedia News)

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0807/24/news040.html

 福原さんは「ユーザーが作ったコンテンツが今後、お金になりだすと面白いことになるだろう」と見通す。「今は義勇軍のような形だが、それが正規軍になった時に様相ががらっと変わるのかなと思う。その時作り手たちが今と同じようなモチベーションを持ち続けられるかが課題。映画やテレビのようにお金が流れるのか、新しいタイプの表現がでてくるのか――5年以内に変わると思う」

 Perfumeはネットが人気の火付け役になった。PVがYouTubeニコニコ動画に転載され、THE IDOLM@STERとのMADの人気もあいまって人気が爆発。いちるさんは「Perfumeはネット上でパーツとして使われることを黙認して広がった」と話したが、福原さんによると「彼らは黙認していたわけではない。去年の暮れの段階では、当人たちもニコニコ動画の存在を知らなかった」という。

 「プロの犯行」というニコニコ動画のタグが示すように、ネット上に無償でアップされている作品にも、プロ並みのクオリティーものは少なくない。福原さんは「才能のないプロと才能あるアマチュアが逆転している」と指摘する。「製作の手段は、プロとアマで変わらなくなった。音楽は一歩先にそうなっていたが、映像の世界でもプロの番組よりアマが作ったものの方が面白いということになりつつある」(福原さん)

 ただ、才能のある人はどの時代も一定数しかいないという感覚があるという。「才能のある人の数が莫大に増えたわけではないが、ネットを通じて発見しやすくなった。かつてはいろんな人に話を聞いたり、権威のある人に紹介してもらていたが、今はネットで見られる」(福原さん)


■関連リンク 「初音ミク」生みの親らが語る、CGMのビジネス化や権利の課題 (Internet Watch)

http://internet.watch.impress.co.jp/cda/event/2008/07/23/20343.html


■関連リンク 「初音ミク」や「Perfume」はなぜブレイクしたのか。UCCCGMについて語られた「OGCシンポジウム」 (4Gamer.net)

http://www.4gamer.net/games/000/G000000/20080723050/