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27時間テレビの「車破壊企画」に非難殺到…抗議の電話をする視聴者も (痛いニュース(ノ∀`))

http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1151876.html

 まあ、フジテレビ側はウケればなんでも良かったんだろうなあ。日テレの24時間お涙頂戴募金強要番組よりはおもしろかった。そして、「世界の北野監督」ではなく「お笑いの顔」の時のたけしが暴走するのはいつものことだ。想定の範囲内というかなんというか。
 しかし、車も買えない貧乏人からしたら、高級車をあんなにして本当にもったいないと思う。十年前なら問題なくても、エコロジーとか環境とかで、視聴者の消費意識が変わりつつある今、個人の車を破壊する行為がそんなにウケるとは思わないんだが……。
 ま、台本にないち○こ丸出し事件よりは、台本通りの車破壊の方が、テレビ的には安心なんだろう。これを不快に思って、テレビを見なくなる層が増えたとしてもそれはそれ。本当の知識層はすでに、27時間テレビなんて見ていないから、大丈夫。


■関連リンク 崩壊前夜の狂騒 (ハコフグマン)

http://elmundo.cocolog-nifty.com/elmundo/2008/07/post_8715.html

もうあまりに時代錯誤でひどいセンスなので、むしろフジテレビ終了を見届けたいという気持ちが勝ってじっくり見てしまったほどだ。これほど笑えない企画を連発するとは、フジテレビの制作サイドの劣化が心配になったほどだ。

 バブル前後にフジテレビを引っ張った連中が、あのときから思考停止して脳死に陥っているにも関わらず、いまだに社内にのさばっているのだろう。このような時代錯誤な企画は若手の感性からは“絶対”に出てこない。今更ひょうきん族のネタなんかやって理解できるのは30代〜40代のきわめて限られた層であり、働き盛りの年代でこんな番組に付き合っている暇はないだろう。じゃあ、若者向けなのかといえば、10〜20代の誰1人、解らないような昔の楽屋落ちばかり連発している。

大衆メディアとしてのテレビはその主な役割を終えた。今回フジテレビの27時間企画は痛いほどそれを教えてくれた。くしくもアナログ停波が3年後に迫っている。良く言えば、我々に共通の夢を与えてくれたテレビ、悪く言えば、洗脳してきたテレビ。その崩壊前夜の最後の晩餐と思えば、このフジテレビの途方もなくセンスが無く、そして大仕掛けな悪ふざけも理解できる。もちろんテレビそのものは残るが、今のようなメディアの王者としてではなく、ワンオブゼムになる。今回の番組の視聴率はおそらくひどいものだと予想する。それを墓標に刻んで、テレビは崩壊への残り3年を突き進むことになるだろう。

 まあ、こういう意見は出てくるよねと、あの番組を見ながらぼんやりと考えた。楽屋ネタと回顧主義では、もうTVを見放した知識層は取り込めないよなあ。低俗な視聴者が求めるモノがさらにテレビを低俗なモノにしていく。パチンコのCMも増えたし、いいことじゃないか。