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【主張】冷凍インゲン 日中協力して早期解明を (MSN産経ニュース)

http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/081016/crm0810160314005-n1.htm

 警視庁の鑑定によると、インゲンが入っていた袋には主婦がはさみで開封した以外には故意に開けられた穴などは確認できなかった。一方、輸入元のニチレイフーズはインゲンを生産した中国の農場と冷凍処理した工場のいずれでも、ジクロルボスが使用されていなかったという。ならばどうしてこれだけの濃度の殺虫剤が混入したのだろうか。

 中国製冷凍ギョーザを食べて下痢や嘔吐(おうと)を起こした中毒事件でも、ジクロルボスと同じ有機リン系殺虫剤のメタミドホスが検出された。しかもその濃度は高く、何者かが故意に混入させた疑いが極めて強い。


■関連リンク 社説2 今度は冷凍インゲンの衝撃(10/16) (NIKKEI NET)

http://www.nikkei.co.jp/news/shasetsu/20081015AS1K1500415102008.html

 冷凍ギョーザ事件では混入場所をめぐり日中当局の見解が対立した。その後、中国の製造元が回収した製品が再流通し新たな中毒事件を起こし、中国公安当局は工場内での混入も視野に捜査を再開している。今回の事件の詳細はまだ不明だが、今度こそ日中政府が協力し、全力をあげて真相究明に取り組んでほしい。

 それにしても食の安全を脅かす事件が相次いでいる。9月にはカビ毒や残留農薬に汚染された「事故米」の食用への転売が明らかになり、中国の乳製品に有害物質メラミンが混入していた問題では国内でも大手企業が商品回収に追われた。

 経緯がある程度わかっている事故米やメラミンに対し、冷凍ギョーザやインゲンは真相が全くわからない。消費者の不安は募る一方だ。