USB-5にダメ出し中 (JimmyJazz blog)
http://art.pepper.jp/archives/001155.html
相変わらず外野は「データが一緒なら音は一緒」の一点張りで、実際に聴いて実験してみたけど音は一緒だったという報告は皆無である。何も19,000円出してUSB-5を買って試せと言ってるんじゃない。それこそ600円のUSBメモリーでいいから、音楽データをコピーして、ハードディスクからの再生音と比べればいいだけだ。簡単じゃないか。何を恐れているのか。「俺はちゃんとこの耳で聴いて確かめた。でも音の違いはこれっぽっちも認められなかった」と、堂々と言ってくる骨のあるやつはいないのか。
こないだも、USBメモリーで音は変わらんと言ってた友人に聴かせてやったら、あまりの音の良さに呆然としていた。そんなもんである。
やべえ、おもしろい。どうやら電波ではなく音波を受信することが出来る人らしい。次回はぜひSSDの聴き比べレポートをよろしくお願いします。
■関連リンク USB-5を使ってみた
http://art.pepper.jp/archives/001152.html
あの音がようやく聴けるのかと、わくわくしながらパソコンに差し込んだ。USB-5の試作段階から聴いているので、メモリーで音が変わるなんて当たり前じゃーんと思っていたのだ。発表になるやいなや、「USBメモリで音は変わらん」との非難が続々と。これほどたくさん出るとは思わなかった。わたしにとっては当たり前でも、彼らにとってはそうではなかったのだ(^^;
これはインフラノイズに電話して、文句のひとつも言ってやらないといけないなと思ってたところに客が立て込んで、しかたなくUSB-5で再生しながら仕事をした。
すると、不思議なことに、一回目の再生より二回目、二回目よりも三回目と、どんどん音がほぐれてくるのである。これは、エージングが進んだというよりも、USB-5を得たシステムが、まるで楽曲の鳴りようを学習しているかのように変化するのだ。
・コメントより
USBメモリーを聴いたこともないのに、最初から否定して集団でJJのサイトにやってくる。これを野次馬的なおかしな連中の仕業だけと片付けることはできません。自分達が知らない世界がある、知らない素晴らしいものがあることに気づけない。確かに時代がわるいせいもあるでしょう。でも私も若い頃こんなことがありました。ある種のアンプを素晴らしいものと感じて、音の良い原因はその構成にあるものだと信じ込んだときがありました。でも年上のマニアの方が、嫌味たっぷりに話しかけてきました。あなたは本モノのウエスタンの装置を聴いたことがありますか?この一言がなければ今の私はありません。世界には自分の知らない素晴らしいものがあるのだと気づかないほど情けないことはありません。
うむ、おもしろい。
■関連リンク USB-5はボッタクリ?
http://art.pepper.jp/archives/001153.html
「USBメモリーで音が変わるはずない」と主張してた連中が、オーディオのフィールドにやってきて、どうも様子がおかしいと思ったか、だんだんと沈静化してきた。当たり前である。実際音は変わるんだから。オーディオの世界ってのは、そーゆーもんなの!メモリーならまだしも、まさか今ごろになって、「ケーブルで音は変わらない」とか言う人まで相手にするとは思わなかった。知ったかぶりしてつべこべ言うと、恥をかくだけだからおやめなさい。電源ケーブルだろうとデジタルケーブルだろうと、種類が違えば音が違うことくらい、ヨドバシカメラの店員だって知ってるぞ。
さて、「USBメモリーは、マジで音変わるらしい…」と認知されてくると、今度は、「それにしたって4GBで19,000円は高すぎる!ボッタクリではないか!ワーワー」と、非難の鉾先が変わってきた。
4GBのメモリーは、たった600円で売ってるのに、木の箱をかぶせただけで19,000円とは何事か、というのである。この意見については、世間を知らんなーというのが、わたしの率直な感想。高い高いと騒いでいるのは、きっとまだ若い人なのだろう。
まあ、趣味の世界とはいえ、こんなものに19,000円を払える人は、きっともうお年を召された方なのだろう。
USB-5は、説明にあるように、「弦楽器が弦の振動をボディに伝える過程で音質をコントロールし向上させる手法を応用した」もので、電子部品の体を装ってはいるが、ある意味、一種の楽器だと思っていいだろう。木工細工で、良い音の鳴る笛を作った。しかも一個一個手作りである。たまたまリード部分をUSBメモリーにしたというイメージか。
これほど素晴らしい美音の出る手作り楽器が19,000円と考えれば、まったくもって安いものではないか。
オーディオメーカーというものは、そのほとんどがびっくりするくらい小さな会社である。わずかしか数が出ないので、それで利益を出そうとすれば、高くなってしまうのはしょうがない。ケーブルでもなんでも、たった1メートルやそこらで、どうして何万もするのか、ボッタクリだなと思われるだろうが、大量生産の汎用ケーブルが安すぎるのである。工場に依頼して自社の生産ラインを作ってとしても、莫大な予算がかかるもの。そこまでして作ったのが音が良くない場合もあるのだが、それとこれとはまた別の話で、決して詐欺でもボッタクリでもない、とわたしは思う。
■言及リンク そこまでしてデジタルである必要があるのだろうか。。。(今日のどうでもいいあれこれ) (世界は寒い)
http://d.hatena.ne.jp/fake-jizo/20090309#p1
で、私は嘲笑するつもりはそんなにないし、音楽なんて所詮人の好みだし、音質に拘らなければLoftやParadiseGarageは存在の半分も素晴らしさがないわけなので、まあ好事家が20,000円弱だして4GBのUSBメモリ買うのは、本人が納得している限りにおいて問題ないとは思うのだけど。。。大体数年前は4GBのUSBメモリはもっともっと高かったし、10年前は存在すらしなかったしな!
ただ、特に「何度か同じファイルを再生したあとのほうが音が良い」というこのくだりはデジタル製品としては駄目なんじゃないか。CDが出たての時に半永久的に音質が変わらないこと*1が売りだったということを知らない人もそんなにいないとは信じたいが、デジタルの最大特性を捨ててるじゃないかこれが本当だったら。
USB- 5がデータを全く改変していないのであれば、この製品の使用によって音質が変わるのは全くあり得ないという話になります。というのも、これは「USBメモリーに保存した駄文の文書ファイルを取り出したら名作の文書ファイルになっていた」というのと全く同義だからです。USB-5がデータを改変しているのであれば、これはUSBメモリーとは言わずにDSPとして販売されるべきの商品です。また仮にそのような改変が発生しているのであれば、前述のように、保存したデータが変化なしに取り出せないということになりますので、USBメモリーとしては不良品であるということになります。
■関連リンク 弦楽器の音質調整手法を応用 インフラノイズ、“音楽専用”USBメモリーを発売 − 木材ケースなどで音質を向上 (Phile-web)
http://www.phileweb.com/news/d-av/200902/09/22990.html
同社では、個体メモリーはオーディオ機器に使われる真空管などの増幅素子や電子部品と異なり、音響的に極めて単純な共振を持つ記録媒体であるため、通常のオーディオ的アプローチとは異なる手段で開発にあたった、とコメント。ヴァイオリンやギターなどの弦楽器が弦の振動をボディーに伝える過程で音質をコントロールし向上させる手法を応用したとしている。