かーずさんとASCII.jpは大丈夫なのか? (Half Moon Diary)
http://ralf-halfmoon.jugem.jp/?eid=417
これが東浩紀みたいなビッグネームであるとか、あるいはアニメ評論で十年以上食ってるベテランとかだったら許されると思うんですよ。そういうレベルの人たちは、ご本人自身を一つの「事実」として、読者に認めさせるだけのものを持っています。もちろん、ご自分の専門のジャンル内においてのみですけれど。
そういう意味において――今から酷いこと言いますが――かーずさんは残念ながらその域には達していません。
かーずさんの書くインタビューは面白く、優秀なライターだとは思いますが、キャリア的には新進気鋭でしょう。
取材して記事を書くのはいいけれど、自分の中にある材料だけでものを語るには蓄積が足りない。Flashについてならそれやってもいいのかもしれませんが……。
かーずさんのあの記事はなんだか「らしくない」とは思ったけれど、別にASCIIの商用記事だからとか、ニュースサイトの大御所の権威とか、ましてやモノ書きの年数や、研究者や学者としての権威でそういう記事を評価するのは、フラットなWebの世界ではそれこそ「らしくない」と思う。権威とかキャリアはそれこそどうでもいいんだよ。
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