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『おおかみこどもと雨と雪』が好調スタート!!

『おおかみこどもの雨と雪』細田守監督が挑む新しいアニメ表現

細田監督:あこがれに感じちゃったんですよね。友人宅に子供ができて、すごい充実している顔を見て、「いいね、うちも子供欲しいね、アマゾンでクリック」みたいなわけにはいかないじゃないですか。よけいにあこがれがつのるというか、クリックできないぶん、映画になっちゃった。


■関連リンク 富野由悠季 : 「おおかみこどもの雨と雪」を異例の大絶賛

 富野監督は「『おおかみこどもの雨と雪』の衝撃」と題したコメントで、「本作の前では、もはや過去の映画などは、ただ時代にあわせた手法をなぞっているだけのものに見えてしまうだろう」と同アニメを絶賛。「このような作品に出会えたことは、同じ作り手として幸せである」とまで評しているのは、さまざまな作品に厳しい意見を持つことでも知られる富野監督のコメントとしては異例だ。

 御大のデレモード。昔の彼は絶対こんなこと言わない。


■関連インタビュー INTERVIEW『おおかみこどもの雨と雪』の細田守監督: 「アニメがもつ記号性を、一度解体する必要があった」

ホラー、ミステリー、パニック、戦争。意外なトリックやどんでん返し。そういったスパイスが混入しなければ、及第点を得られないと感じ始めたのは……。細田守監督の最新傑作アニメーション『おおかみこどもの雨と雪』は、端的にいえば、いまどき珍しい「心臓にいい」映画だ。


■関連リンク 404 Blog Not Found:日常は無常 - 映画評 - おおかみこどもの雨と雪

傑作。ただし淡いので映画というものに非日常を思いっきり期待している人は退屈かも知れない。そういう人は「サマーウォーズ」をどうぞ。

しかしそこを注意深く味わってみれば、日常こそが無常で、大事(だいじでおおごと)なのだということが改めて実感できる。ただ今日を乗り切り、明日を迎えることが、どれほど有り難いことなのか。


■関連リンク 細田守監督:仏で大絶賛 最新作「おおかみこどもの雨と雪」ワールドプレミア - MANTANWEB(まんたんウェブ)

 現地では、マスコミ向けの試写会も行われ、辛口で知られる仏マスコミから「ディズニーやピクサー作品とは一線を画すアニメーション映画だ」「これまでのアニメ作品と異なり、大人も楽しめる複雑な物語を内包した映画的な映画」など絶賛を受け、細田監督の元には、取材依頼が殺到した。


■関連リンク 宮崎あおい:細田アニメ初挑戦に「幸せ」 「おおかみこどもの雨と雪」 - MANTANWEB(まんたんウェブ)

主人公・花役で細田作品に初挑戦した宮崎さんは「声のお仕事は毎回、難しいけど、(同作に参加して)難しいとか大変だったというより、幸せだったという感覚が残っている」と笑顔で話し、「たくさんの人に愛してもらえる作品だと心から思っています」と自信を見せた。


■公式リンク 映画「おおかみこどもの雨と雪」- 細田守監督インタビュー

Q 親になった方々が輝いて見えた理由は?

子供を産むことによって、人として大きく変わる感じがしますよね。何か責任を背負っている人の魅力みたいなことかもしれない。特に母親になった知り合いが輝いて見えたのは、それまで「母」というと、ちょっと縁遠い印象があったのが、自分の知り合いということもあって、自分たちの目線の中で、子供を育てるという責任を背負う姿が素敵に見えたんだと思います。だからこの映画は、母親の役割を通した女性の話として作りたかった。