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音楽教室から著作権料徴収へ JASRAC方針、反発も:朝日新聞デジタル
音楽教室では、1人または数人の生徒と教師が練習や指導のために楽曲を演奏する。JASRACは、生徒も不特定の「公衆」にあたるとして、この演奏にも演奏権が及ぶと判断。作曲家の死後50年が過ぎて著作権が切れたクラシック曲も使われる一方、歌謡曲や映画音楽などJASRACが管理する楽曲を使っている講座も多いとみて、著作権料を年間受講料収入の2・5%とする案を検討している。7月に文化庁に使用料規定を提出し、来年1月から徴収を始めたい考えだ。
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記事によるとJASRACは「ヤマハ音楽教室」などの音楽教室なども不特定の「公衆」とみなされるとして、演奏権が発生すると判断。著作権料を年間受講料収入の2・5%とする案を検討しているのだということです。早ければ来年1月から開始され徴収額は10〜20億円に上と見られております。
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JASRACによると、ボーカルレッスンを受けられる教室は昨年4月から著作権使用料の徴収を開始した。楽器の演奏を学べるカルチャーセンターも既に徴収しており、来年1月から楽器教室にも対象を広げるため、今年7月までに「使用料規程」を文化庁に届ける方針を決めた。
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JASRACはヤマハなどの音楽教室が全国に約1万1000カ所あると推計しており、まず大手が経営する教室から徴収を始める意向だ。これまでもダンス教室やカラオケ教室から使用料を徴収してきた。同様に音楽教室も徴収先に取り込む狙いだが、教室側は強く反発する見込みだ。「大学や専門学校は当面、徴収しない方針」(大橋健三常務理事)という。
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徴収開始時期は2018年1月を予定。この方針についてネット上では「感情論抜きで言えば法にのっとってやっているだけ」と理解を示すコメントが寄せられた一方、「音楽教育分野に著作権は関わるべきではない」「楽曲を拡散する機会をつぶすような行為」「音楽文化を育てる気はないの?」など反発する声が多く挙がっています。
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これまでも散々ネタにされてきた「4分33秒」ですが、今回の騒動を背景にネット上では「4分33秒黙るとジャスラックが来る」「4分33秒黙ってしまった」など、さらにネタ化の動きが加速したようです。信ぴょう性が薄いとは思いつつも「4分33秒黙っていたら著作権料が発生しますか?」と真っ向からJASRACに聞いてみたところ「発生しません」と苦笑気味に否定されました。まぁ、そりゃそうですよね……。
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【大問題】JASRAC「音楽教室で演奏してるから著作権料払え」に大反発の声が挙がる
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JASRACには、著作権法などに基づき、作品の無断利用者を告訴し、訴訟できる権限がある。1980年代後半から、無断で楽曲を営業で使っていたカラオケ店やダンス教室、民謡教室といった零細事業者に、徹底的な請求を始めました。件数が増えるに従い、批判も出始めたわけです。