caprinのミク廃更生日記

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資本主義の黄昏 (内田樹の研究室)

http://blog.tatsuru.com/archives/000995.php

、「仕事をする」というのもまた、「神に祈る」とか「言語を語る」とか「ひとを愛する」と同じように、「するか、しないか」を自己決定することも、「どうして」そのことをしなければならないのかの理由を合理的なことばで説明することも、私たちにはできない種類の営みなのである。
NEETの問題は、「いいから、とりあえず人間は働いてみるもんだよ。給料はたいしたことないけどね」というおそらく数万年前から人間が(とくにその理由を問うこともなく)慣習的に言い交わしてきたことばを、私たちの時代が「言い渋っている」ことに起因する。

 宗教がもっと身近にあったら、もっと救われる人もいるのだろうか!?
「とりあえず働けっ!!」って言って働くならもうとっくに働いているとも思えるのだが、もしその言葉にNEETが反発するのならばもっとその反発の気持ちが産まれる前から「大人になったら働くことは自然なことなんだよ。」ということを教えないといけないのだろうか!?
 なんにせよ、親はもっと子供に自分の言葉を伝えなければならない。NEETになってからでは、言葉は伝わらないのだ。