同業者として恥ずかしい (無題)
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物書きは基本的に臆病です。
出版物に載った自分の言葉は自分が想像するよりも強い威力で相手を傷つけることがあります。
そうだよな〜。「ペンは剣よりも強し」だが、それを常に自覚していないジャーナリストは人に言語で正しいメッセージを伝える物書きとしては駄目だろう。強い言葉を書くことを出来る物書きだからこそ、その強さを正しい方向で使って欲しいし、自ら発する言葉の威力に臆病になるのはまったく正しい感覚だと思う。
正直、ジャーナリストがジョリーロジャースの人みたいなのばかりだと本当に困ったもんだが、同業者としてまず声をあげてくれたことがうれしかったのでトラックバックしてみる。
俺は、言論の自由は認められるべきだと思いますし、文章に対して見解を表明することはきわめて健全な行為だと思います。
彼は匿名であることがたいそうお気に召さないようですが、読者は素人だからこそ、匿名という防具が必要なことがあるんです。確かに無能はそれだけで犯罪ですし、バカは自分を見つめなおし、身の丈にあった生活をしてほしいと俺も思います。
でも、その見解に対する反論を封じることだけはしたくありません。自分への自戒を込めて言います。
言論の自由はあります。ブログだろうが本だろうが、自分が吐いた言葉に対する全責任は自分にあります。匿名だろうが素人だろうが、気に入らないときはコメントなりはがきなりでちゃんと抗議の意思を送ってください。
ただし、だからといってそれが読者の言いなりになるわけではありません。至らないと自覚すれば今後気をつけるでしょうし、見解の相違であれば、反論を覚悟の上、初志を貫くまでです。このブログで俺は、作者の人格に対して踏み込んでしまいました。これに対する批判は甘んじて受け入れますし、俺が受けた印象が変われば、コメント欄などでフォローする次第です。
ジャーナリストでもただの読者でもただのブロガーでも2チャンネラーでも「言論の自由」は平等に存在し、上記の言葉はまったくその通りで、人を批判する以上は自戒も含めてもっと考えたいと思う。