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改正道交法:駐車違反摘発強化 民間監視トラブル不安 (MSN毎日)

http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20060601k0000m040188000c.html

 ◇英国は摘発過熱…「嫌われる職業」

 英国では、94年に駐車違反の取り締まりが警察から地方自治体に移管されたのを受け、多くの自治体が民間業者に業務委託した。80年代のサッチャー政権が行政各部門で進めた「民間の効率優先」主義が背景にある。

 現在はロンドンの主要行政区を含む174自治体が民間委託を実施し、業者に雇われた制服姿の監視員が路上や公共の駐車場で目を光らせる。

 数字だけ見れば効果はてきめんだ。ロンドンの駐車違反切符は02年490万枚、03年530万枚、04年600万枚と増え続けている。行政側の罰金収入も1億ポンド(約210億円)を超えた。

 一方、弊害も生んでいる。最大手の業者は、違反切符をたくさん切った監視員に車や旅行、大型テレビなどの景品を出すことにしたが、罰金収入だけを目標にした過当競争と批判され、中止に追い込まれた。熱心なあまり、バスや消防関係の車にまで違反切符を切った例も報じられた。市民の不満は強く、異議申し立てされる違反切符が全体の20%に上る。「英国でいちばん嫌われ、悪口を言われる職業」と陰口をたたかれ、監視員への脅迫や暴行が毎日のように起きている。

 そりゃそうなるよ…。