caprinのミク廃更生日記

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例えるなら“偉大なる著作権は絶対です”と言っている人、この人達は本当の著作権者じゃないのにね

■「メーカーは“偉大なる将軍様は絶対”と言っているのと同じ」 −補償金問題で権利者会見。「ダビング10譲歩は大人な対応」 (AV Watch)

http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20080624/cf.htm

 誰かこのハゲの言っていることを訳してくれっ!! 本気で言っている意味が分からない。自分こそが将軍様であり裸の王様じゃないのか!?


■関連リンク 「権利者こそが消費者重視、JEITAは見習うべき」――補償金問題で権利者団体が会見 (ITmedia News)

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0806/25/news018.html


 「JEITAはわれわれの質問に答えず、役所まで使って我を通した。権利者としては『ここまで常軌を逸している相手と突っ張り続けても生産的ではない』と判断し、消費者のためにダビング10を了承した。権利者の見識を、JEITAは見習ってほしい」――権利者側の89団体が6月24日に開いた会見で、実演家著作隣接権センターの椎名和夫さんはこう述べ、JEITA電子情報技術産業協会)の対応を批判した。

 椎名さんは「権利者は、BD課金に関する省庁合意がきっかけでダビング10について譲歩したと見られているが、それは本旨ではない。BD課金がダビング10の解決にならないことは明確にした上で、期日の確定をした」と話す。

 「ダビング10に同意しないという選択肢もあり、『権利者は重要なコマを失ったのではないか』という意見も承知しているが、あえて逆を行った」という。ユーザーの利便性を考えた結果の譲歩だったと椎名さんは解説する。

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 いや、ダビング10なんて合意しなくていいんだよ。そもそもユーザーはダビング10なんて望んでいなかった。孫コピーが出来なけりゃ、メリットはないし。

 「権利者はJEITAに対して2回質問状を送ったが、それぞれ『文化審議会で回答する』と返信があり、今のところ直接の回答はない。JEITAは質問に答えず、挙げ句の果てには役所を使って我を通した。まるで『偉大な将軍様は絶対』と繰り返す相手に対して『そうはいっても将軍様も人間だろう』と話しかけても『将軍様は絶対』という返事しか来ないような状況。対話を拒否するJEITAは、当事者性を失っている」

 例えがよく分からない。将軍様って、誰のこと、ねえ誰!? えっ、JASRACのことなの!? それなら納得!!(笑)

 「周りのここまで常軌を逸している相手と突っ張り続けることと、そうでない選択肢を比べた時、前者にはあまり生産的な要素が感じられなかった。もはや当事者としての能力を持つのは権利者のみ。迷惑を顧みず立場を貫いても誰もほめてくれない。これが権利者の見識であると申し上げたい」

 そっくりその言葉、利権者様にお返しするぜ。「生産的じゃない」というけれど、クリエイターはコンテンツを作っている、メーカーはそれを再生する機械を作っている、じゃああなた達は何を作っているの!? 昔はそのコンテンツを流通させるシステムを作っていたのだろうけれど、その流通が完成した今、その改良を怠って時代についていっていないのは誰か!? ネットでのダウンロード販売などで、Appleに出し抜かれたのは誰か!?*1 この三者の中で一番生産的じゃないのは誰か!? 今じゃあ、著作権をこねくり回して、クリエイターから利益を薄く広く搾取する方向にしか向かっていないじゃないか。

 「今回の譲歩でわれわれが示した“消費者重視”と、メーカーが言う“消費者重視”とが、どう違うか見比べてほしい。補償金はユーザーのための制度で、最終的にはユーザーの理解を得ることが大切だ」

 見比べてみました。私の個人的意見ですが、利権者よりもまだメーカーの方が消費者重視だと思いました。
 本来、北京オリンピックの大事な商戦を前にして「ダビング10」の実施が遅れて一番困るのはメーカーだ。それなのに、それを突っぱねたのは、やはり理由があったのではないか!?*2



 「補償金がなくなれば、創造のサイクルが生み出す利益に、メーカーがフリーライドする状況になる。知財立国を掲げる日本で、上場し、優れた機材を輸出するメーカーが、単に『自分だけがいい』ということでいいのか。そうなれば最終的に創造のサイクルが壊れ、社会が文化的に貧しいものになってしまう」(菅原さん)

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 ギャグにしか聞こえない。そっくりその言葉、利権者様にお返しするぜ。著作権を楯に今までクリエイターにフリーライドしていたのはあなた達じゃないのか!? MDやDVDからうまいこと補償金を掠め取っていたが、それらのメディアからの実入りが少なくなってくると、今度はメディアだけじゃなくBlu-rayiPodのハード・メーカーにまでもフリーライドするの!? メーカーらが苦労して開発したシステムがやっと金になりそうだと聞くと、そちらにもと補償金を拡大するの!? いや〜、サーフィンお得意なんですね〜。お前らこそ、自分達だけにお金が回ればいいと思っていないか!?
 Blu-ray Discなどの録画・録音メディアに補償金を取るのはまだいいよ。*3 しかし、Blu-ray/DVDレコーダー内のBlu-rayドライブやそこに使われているHDDドライブ、果てはiPod、音楽携帯プレイヤーのシリコンディスクなどのハードにまで拡大されたら、補償金の正当性は無くなる。だって、なんで自分の買ったCDの曲をiPodに入れたら、補償金を取られるんだい!? クリエイターに対する対価はCDを買った時点で払っているのに……。だいたい、そういう二重課金をしたところで、クリエイターには分配するかどうか分かったもんじゃない。*4
 それに、iPodが課金対象だと、iPhoneも当然課金、音楽を聴くことの出来るケータイも課金対象に入ってくる。みんな、それちゃんと分かっているのかなあ!?

 「JEITAは小委員会の場で、文化庁案に対してイエスかノーかをはっきりしてほしい。それによって創造のサイクルが壊れた場合、文化的な損失に対するメーカーの責任は重大。責任追及していかざるを得ないと思う」(菅原さん)


■ミルコさまに登場願おう 「まったく、おまえたちは何を言っているんだ」

 「我々の作った流通サイクルが壊れた場合、我々の取り分の損失に対するメーカーの責任は重大。責任追及していかざるを得ないと思う。」と言っているようにしか聞こえない。文化は補償金などなくても壊れたりしない。まったく、おまえたちは何を言っているんだ。
 いや、まったく本当にこいつらのことは、クリエイターという本物の著作権者とは分けて考えようぜ。ネットのスラングにある暴走族に対する珍走団という命名と同じく、権利者団体ではなく利権者団体と呼ぼう!!*5


■関連リンク 産業動向オブザーバ 「デジコン委に対する責任は果たした」――ダビング10実施に関してCPRA 椎名和夫氏への一問一答 (Tech-On!)

http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20080623/153642/?P=1

 一問一答が載っているのこの記事で詳細が少し分かった。


■関連リンク 産業動向オブザーバ 「権利者から見ると文化庁案が最大限の妥協」――CPRA 椎名和夫氏に聞くダビング10問題の真因

http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20080618/153434/?P=1

椎名氏 問題は二つある。まず,録録小委で話し合われてきた私的録音録画補償金制度の改革案に家電メーカーが反対していること。過去2年間続けてきた議論を踏まえ,事務局(文化庁)は2008年5月8日に開かれた会合で「調整案」を提示した。この調整案に対し,権利者と消費者の委員は合意の意向を示したが,メーカーだけが反対した。立場は違うものの権利者と消費者のそれぞれが譲歩したのに対し,メーカーだけが一切譲歩しなかった。彼らが2年も3年も前に主張していたことをまた蒸し返しちゃった。

――2年以上の議論を経た挙げ句,なぜメーカーが合意できない「調整案」が出てくる事態が起こるのか。

椎名氏 それは分からない。文化庁に聞いてよ。ただし,権利者としては文化庁の調整案に向け,相当な犠牲を払って最大限の譲歩をしたという意識がある。具体的には,補償を適用する範囲の限定や有料配信などを対象から外すといった項目がそれに当たる。

 有料配信から補償をはずすのは当たり前だ。すでにお金を取っているのだから。なんでそれが譲歩の最大限になるのだ!?
それに、TV放送の場合、もともとアナログでは無料放送(スポンサーが金を払っているから)だったのに、デジタルになった途端に補償金とかDRMとか言い出すの!? 画質の綺麗・汚いはあるが、同じスポンサーで同じコンテンツを流しているのに!?

 メーカーが当初から主張を変えていないのはご立派。けれども他の関係者はみんな,5月8日の段階でかねてからの主張を(合意のために)変えた。変えていないのはメーカーだけ。そのことは(道義的に)どうなのか,ってことです。ボクがメーカーの担当者なら調整案に飛びついたと思うけどね。

 立派なのかダメなのかどっちだよっ!!

――家電メーカーの業界団体で録録小委の議論の当事者でもある電子情報技術産業協会JEITA)が5月30日に公表した声明(プレスリリース)を読むと,iPodやHDDレコーダーのような一体型機器に補償金を適用する方針について拒否反応が強いように見える。また,いわゆるタイムシフト,プレースシフト向けの機器は権利者の経済的損失を直接生じさせないと主張している。

椎名氏 JEITAが何を言いたいのか理解に苦しむ。一体型機器に著作物が録音,録画されているのは事実。音楽CDからの録音に関する補償に合意するなら,一体型の機器が対象にならない理由を明確にすべき。汎用機に似ているとか,汎用機への課金の橋渡しになりそうだというのは,正当な理由と思えない。

        _,,,.. -─‐ァ'^ヽ,ー 、,
     ,. ''"´    _∠__@_':,_ `ヽ.
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   ';:7´ /! / 7'__」_/レ'i  ,ハ__ /!   Y7 
   r'ソ ノ ,':,'ァ´7´.ハ` .|/ |_/`i  i i'   メーカーが当初から主張を変えていないのはご立派。
   !/ /´ヽ!/i'! !___リ    '7':i`Yハ !(  変えていないのはメーカーだけ。そのことはどうなのか,ってことです。
  ,'   / '| ,.,.,.     , !_リ ノ/'レi´  
 ,/    /!  !、     _   ,.,.! |ハ   JEITAが何を言いたいのか理解に苦しむ。
 iヽ、__r,' .i  ! >.、.,    _,,. イ ノ i   
 `ヽヘハノヘ,.ハ_!ノ i `"二「、_ノノレ、_r」   
     `,ァ'"´`iヽヽ\ー-'i l i7ヽ.      ……何を言っているのか分からないでしょうけど、私も自分で何を言って
     /     `「ヽ、_>rン_!」、_イ┐    いるのか分からないわ。
    rヘ、__,r'7ー'7、7へ/ムン'  ':,ンi    
    ヽ. 、 ___,,..イゝ    '}、  ,ハ」    
     Y ̄  ___,.ゝ、., __,{;._,..イ i   
    |`'くr'i´ ̄    ヽ.ーi::::::7:::::;'  |7 
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     i:::::::::':,      rァ'Y´r'-、 |     
    く:::::::::::::':,    /7´`ヽ7  Y」>     

 いや、ちゃんと相手の言っていることを吟味しろよ。音楽CDやDVDというメディアにお金を取っておきながら、その再生装置にもお金を取るという正当性をちゃんと説明せよ。

 このほかに調停案ではパソコンも補償金の対象から外している。けれどもiPodを使っている人はみんなパソコンに私的録音しているのは明らか。パソコンへの補償金適用をあきらめたわけではないが,交渉ごとだからそこは今回譲ったわけ。


■もうルイズさまにお仕置きしてもらおう 「このバカ〜ッ!! しつこいのよっ!!」(釘宮ボイスで脳内再生して下さい)

 いや、だからさ、もう一度言うけど、音楽CDでもダウンロード販売でもその曲に対する対価はそれらを買った時点ですでに支払っているんだろ。なんで、その購買した曲をiTunesに転送したら(パソコンに転送したら)補償金を払って、さらにiPodに転送したら補償金を払わないといけないのよ。譲るもなにも、始めからそこに正当性はないよ。*61曲に対して、何重取りするつもりだったのか!? ガソリン税分にさらに消費税を課金するやり方よりもひどい。HDDごと、メモリーごとに補償金を課金なんか言い出したら、どこが補償金は縮小の方向になんだよ。拡大もいいとこだ。そのうちこいつら、記憶をメモリーする脳や音楽を聴く耳にまで課金しだすぞ。

□「津田くんもiPodへの課金に賛成した」

 要するに,私的録音録画されるソースにはバラエティがある。ソースは特定できない形で運用されており,それを防止する制度もない以上,著作者にとっての損害が発生しうる可能性がある。録録小委では,それらすべてを丸めて,私的録音録画するソースと機材すべてを対象にしようという整理を行っている。こうした議論があったから,津田くん(消費者の立場で録録小委に参加している津田大介委員)も「補償金制度が存続するならiPodは対象になるべきだ」という発言をした。

 なんで津田氏の意見を曲解して、それが消費者の総意みたいなアジテートするの!? 津田氏の意見は一貫して、「補償金を取るのならDRMなし」であり、「補償金制度の廃止が本筋であるが、現実に即して補償金しかないのならそれも100歩譲ってやむなし。でも、その分配は明瞭にね。」という立場だ。「補償金を支払わない代わりにコピーが制限されるよりも、補償金を支払うことで、多くの人に音楽を広められるようにすべき」という意見を、「消費者代表の津田くんは、補償金に賛成だよ」みたいに勝手に曲解するなよ。

関連Twitter

――2008年5月29日に権利者の代表が開いた記者会見の席上で「補償金の本質はメーカーからクリエーターへの利益の還元である」と主張された意図を説明してほしい。JEITA関係者に意見を聞いたところ,「そんなことは法律に書いていない」と困惑していた。

椎名氏 JEITAの公式の答えとしては当然そうなるだろう。でも,現実のお金の流れを見れば,メーカーの利益がクリエーターに還元されているのは一目瞭然。要するに,私的な複製を権利者が無条件で許諾したことで得られる果実がある。メーカーは複製機器の販売で利益を得るし,消費者は利便性を得られる。その対価は受益者(消費者とメーカー)が負担するべきだ。


■ルイズさま 「バカバカ〜、このバカ犬!! もう、本当に意味分からないのよっ!!」(釘宮ボイスで脳内再生して下さい)

 ごめん、本気で言っている意味がよく分からない。「補償金の本質は利権者からクリエーターへの利益の還元である」というのならまだ理解出来る。
「現実のお金の流れを見れば,メーカーの利益がクリエーターに還元されているのは一目瞭然。」--->ならいいじゃん。消費者がメーカーに払ったのはそのメディア再生機の性能にであり、クリエイターは関係ない。そんなこと言うなら、あなた達利権者は、クリエイターに何も還元しなくていいの!?

 補償金って、「補償」という漢字の意味を考えても、なんらかの損害が出ているからその損害に対して払うものだよねえ!? ならばCD-RやDVD-Rなどのメディアに対して払われるのはまあ分かる。自分が撮ったモノや全て作ったモノを焼いているだけだという人もいるだろうが、パソコンと違いDVD/HDDレコーダーに関していえば、ほぼ放送されたモノの録画だからね。だが、それを録画する機械にというのは、人によって使い方がまったく異なるので無理がある。1000枚以上DVD-Rを焼くマニアな人もいるかと思えば、単にタイムシフト録画で見てるだけで、DVD-Rなんか焼いたこともないという「見たら消す派」な人も実はかなり多い。そういう人の使い方だとそもそも損害って出ているの!? 録っているのは、ほぼ無料放送のTV番組なのに!?

 今の制度は,対価をメーカーと消費者で分かち合う形になっているが,もし補償金制度を廃止してDRMに移行するならば,負担するのは消費者だけになる。本当にそれでいいのか。メーカーはDRMの開発などで貢献していると言い訳するが,それは彼らのビジネスであって,クリエーターのためのボランティアではない。

――だとするなら,メーカーはどの程度の利益をクリエーターに還元すべきなのか。

椎名氏 それはわからない。欧州は欧州なりの判断があるだろうし,日本は日本なりの判断があると思う。

 利益の還元の程度はわからないけれど、お金をくれってか!? 負担はしろ、でもあとのシステムはお前らで考えろってか!? 同じ理論で、メーカーは利権者のためのボランティアではないぞ。
 あと、いつもはアメリカではこうだ*7、ヨーロッパの著作権侵害対策は進んでいる*8とか言って、欧米の著作権を真似しようと盛んに言っているのに、都合のいい時だけは、「日本は独自路線でいくべき」ですか!? そのおかげで今のB-CASとかの日本独自の腐ったシステムがあるわけですね。(笑)
 ついでに、アメリカのフェアユースなんかも勉強してこいっ!!

 制度としてメーカーの利益を何らかの形でクリエーターに還元する仕組みが必要ということだ。その現実的な制度として現在補償金があるけれども,それがやせ細っているし,本来協力すべきメーカーが非協力的であること自体が問題。だからまず,補償金を立て直してくださいと言っているわけです。

 やせ細ったのは、流通を牛耳る利権者様の怠慢じゃないのか!?

――この問題の解決のために,総務省文化庁,それに経済産業省という三つの省庁が調整に動いていると聞く。

椎名氏 調整には期待している。実際,3省庁の局長級会談が行われたりしていたのは知っている。ただし,その内容は正直言って伝わって来ていない。水面下で何が行われているかよく知らないし,実のある話し合いがあったかも分からない。

――省庁間の調整をした場合に,もっと権利者に譲歩を強いる結論になる可能性はないのか。

椎名氏 それはあり得ない。権利者にとって文化庁調整案未満の妥結点はない。

 何の会議をやっているかは知らない。でも、権利者の利益に関しては妥協しないって、無責任すぎないか!?

□「制度は既にある。それを正常化する」

――今後,権利者として事態の打開のためにどのような手を打っていくのか。

椎名氏 打開すると言うより,補償金制度が正常に機能するために,何らかの努力をするしかない。制度は既にある。いま正常に機能していないならば,それを機能するようにする方法を考える。例えば運用を変えていくといった方法はあると思う。

 文化庁の調整案はあくまで今回,妥協的な結論を得るために設定されたもの。それを1回リセットする必要はあると思う。もし録録小委を今後も存続させてこの議論を続けるなら,(2007年10月までの議論を両論併記でまとめた)「私的録音録画小委員会中間整理」を出発点にすべきだろう。


■再度ミルコさまに登場願おうか…… 「本当に、まったく、おまえたちは何を言っているんだ。」大事なことなので2回言ってもらいました。

 現行制度を無理矢理に保ち続けるんじゃなくて、新しい商売のタネを自分らで見つけてください。若者が減ってCDが売れなくなっただけで、音楽業界の裾野自体は広がっているんだから。そこでそのタネを育てられないのは、君らの責任だよ。いや、ほんまに。


■関連リンク 実演家の視点で私的録音補償金制度を議論、メーカー負担を望む声 (Internet Watch)

http://internet.watch.impress.co.jp/cda/event/2007/03/16/15119.html


■関連リンク 俺たちの“糠喜び”になるか、文化庁の“足枷”になるか (エンドユーザーの見た著作権)

http://himagine9.cocolog-nifty.com/watchdogs/2008/06/post_b2af.html


■関連リンク 朝日記事には驚かされた。

http://himagine9.cocolog-nifty.com/watchdogs/2008/06/post_139e.html


■参考リンク 私的録音録画補償金制度 (Wikipedia)

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A7%81%E7%9A%84%E9%8C%B2%E9%9F%B3%E9%8C%B2%E7%94%BB%E8%A3%9C%E5%84%9F%E9%87%91%E5%88%B6%E5%BA%A6

*1:もっと言うと、アップルから暫定的な著作権使用料を払ってもらっているのに、真の権利者への分配を怠っていたのは誰か!?

*2:今回の延期がメーカーの足並みが揃わなかったというのが本当の理由なら、それは非難されてしかるべきだが。ただ、本当に納得の出来る補償金であれば、どんなに多くても機器1台につき千円程度高くなるだけだから、大きなメーカーなら払える能力は十分あるんだよね。

*3:つうか、もうそれは決定事項みたいなもんだが

*4:補償金の分配そのものがそもそも数値を出せずあやふやなのに、その方法が拡大してしまっては、利権者の取り分は増えるが、権利者の取り分は減るという現象が起こるに決まっている。

*5:著作物の創作者に与えられるのが著作権であって、レコード会社や放送事業者、実演家に認められてるのは著作隣接権なだけなはず。でも、ミュージシャンよりもレコード会社の方が力が強いから、往々にしてレコード会社が権利者の代表面して、「我々の著作物ですよ」とのたまうから困る。

*6:大事なことなので2回言いました

*7:ex. アメリカの著作権保護は50年から70年に延長された。日本もそうしよう。いや、それは単にディズニーの都合でゴリ押しじゃん……。

*8:ex. フランスではP2PのソフトウェアやDRM回避のソフトウェアを作っても違法という法案が通った。日本もそうしよう。なお、ヨーロッパの世間一般にはこれは「ヨーロッパで最悪の著作権法」と言われている。