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三枝の楽屋へいらっしゃ?い! 古典落語に著作権はないが (毎日jp)

http://mainichi.jp/kansai/sanshi/archive/news/2007/20070317ddf018070039000c.html

 落語は400年の歴史があるといわれております。多くの人を前に話す「落語家」が誕生して300年、今のように座ってしゃべるようになって200年。いろんな落語家が話を受け継いで「古典落語」となりました。作者はたとえば「三遊亭円朝」作であるとか、大体は分かっておりますが、著作権はありません。作者が、自分のものだからいくらかよこせということがなかったから、古典として語り継がれ、大衆芸として落語が定着したのでしょう。

 でも、落語界というプロの世界には、明文化はされてはおりませんが、決まりはあります。ある落語家の演じる古典落語が面白いからといって、そのまま演じるわけにはいきません。きちんと師匠のところに行って教えを請い、「やってよろしい」という許可をもらって初めて舞台にかけることが出来ます。