caprinのミク廃更生日記

初音ミクやVocaloid、ゲームやアニメのニュースサイト

2013年上半期のCDとレコードを巡るあれこれを振り返る - 日々の音色とことば

あと、今年久しぶりに会った旧知の人と話していて、「震災以降、CDを持つことに意味が感じられなくなってきた」という話を聞いたのも軽い衝撃だった。

なんでもそれまではCDを数千枚か1万数千枚か、AからZまで全部きちんと整理して几帳面に棚に並べていたらしくて。東京だから揺れはたいしたことなかったんだけど、CDは軽いから数千枚が全部床に雪崩れてしまった、と。しょうがないからとりあえずダンボールに詰めたんだけど、そこでふと気付いた。

この数千枚のCDは、すでに音源データとしてちゃんとHDDに取り込んでいる。だから、聴こうと思えばいつでも聴ける。特に大事なアルバムはアナログレコードで持っていて、それはそれで無事だ。そこで、ふと手が止まった。「今から並べ直そうとしているこのプラスチックのカタマリは一体何なんだろう?」と。で、その時から2年以上、CDを雑然と放り込んだそのダンボールに触ってない、という。