オーストラリアと捕鯨問題 カンガルーを殺してもクジラは殺すな!! クジラの命は日本人やカンガルーよりも重い
■動画 Racist Australia and Japanese whaling 白豪主義オーストラリアと反捕鯨 (YouTube)
http://www.youtube.com/watch?v=e8lvep0-Ii0
議論を呼んだ動画がコレ。
■【日豪】豪メディア、日本人有志が作成した豪州批判のビデオ「白豪主義…」を紹介。豪で大反響…日豪の緊張を警戒 (痛いニュース(ノ∀`))
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1077028.html
日本の捕鯨推進派が、オーストラリアは人種差別国家だと非難するビデオをYouTubeに投稿した。
忌わしいクロナラ暴動(注1)の映像を使っている。
10分間のビデオは英語と日本語の字幕で、オーストラリア人は白人優越主義、排外的民族主義、人種
差別イデオロギーに染まっており日本人に偏見を持っていると非難している。そこには殺されるディンゴの実態や小型トラックにワラビーを叩きつけて殺している子供、そしてオース
トラリア人と思われる男性がカンガルーの母親のお腹の袋から赤ちゃんカンガルーを取り出して足で踏
みつぶすという恐ろしいグラフィック映像が映し出されている。そしてまた、クロナラ暴動で怒った若者
が激しく襲いかかっている有名な映像も再現している。次のビデオ「白豪主義オーストラリアと反捕鯨」を見てください。(10分)
http://www.youtube.com/watch?v=e8lvep0-Ii0このビデオは捕鯨問題を通じて今にも日豪間の緊張をヒートアップさせそうだ。
「オーストラリア人は人種差別イデオロギーを正当化するのにクジラを使ってはならない」と、ビデオで
言っている。「オーストラリア人は日本人に対する偏見と差別意識を捨てなければならない。外国人
嫌悪と白人優越主義が露呈したクロナラの人種暴動を忘れてはならない。 次に犠牲になるのは日本
人なのか?」。さらに、かつての白豪主義と先住民族の不遇を批判している。「アボリジニとアジア人は未だに下等市民
という扱いだ」と言う。ビデオは、ミンククジラの商業捕鯨再開を支持すると結んでいる。
「鯨肉を食べるのは野蛮ではない。ミンククジラは少なくとも数十万頭生息しており絶滅の恐れはない。
ミンク捕鯨は持続可能である」。日本の捕鯨船団は最大935頭のミンククジラと50頭のナガスクジラの捕鯨を目指して現在、南氷洋にいる。
オーストラリア政府は捕鯨一切を容認しないことを明らかにしている。「オーストラリア政府を脅せば捕鯨
反対を変えさせられるなどと考えるのは全くの間違いだ」と、政府スポークスマン。豪デイリー・テレグラフ:http://www.news.com.au/story/0,23599,23014405-421,00.html
(注1)クロナラ暴動
2005年12月11日、シドニーのクロナラ・ビーチで白人による人種差別暴動が発生し た。
ビーチには5000人以上の白人が集まり、Aussie Prideと叫び、人種差別的な歌を歌うなど緊張が高まっ
た。彼らは国旗を持ち、豪州 のTシャツを着るなどし、ビーチは白人のものだと主張。暴徒化した数百人
の白人が中東 系移民を無差別に襲撃した。
この事件は豪州に白豪主義(White Australia policy)が根強く残ることを浮き彫りにした。
1996年に、白人至上主義者(white supremacist)のポーリン・ハンソン(Pauline Hanson)を国会に送り込
んだ民意もこの暴動と無関係ではない。
この集団暴行事件 で豪州の人種差別は、新たな局面を迎えたといえる。この暴動で数十名が負傷、
数十名が 逮捕され、100台以上の車両が破壊された。
どうでもいいけど『クロナラ暴動』と検索してもたいして日本語の情報がないなあ。日本人がオーストラリアのニュースに興味が無いのか、それともこの暴動事件自体の報道が自粛されているのか、海外のニュースとしてもそれなりに大きな事件だと思うのだけどなあ。日本のメディアよ、ちゃんと報道してくれ。
■日本人が鯨を殺すように日本人を殺せ!CM これはひどい……、日本人名指しで「殺せ!」というCMがTVとかで流れているの!?
対抗して「オーストラリア人がカンガルーを殺すようにオーストラリア人を殺せ!」というCMを日本人が作ったら彼らはどう思うのだろうか!?
この動画を見て、個人的には、オーストラリアの矛盾点を指摘することはいいのだけど、「日本人は野蛮だ」という差別を「オーストラリア人は野蛮だ」という差別で返すのは良くなかったかなあと思う。白豪主義とかクロナラ暴動、先住民アボリジ二への差別を持ち出せば、向こうもまた「第二次世界大戦が……、南京大虐殺がどうのこうの……」とか中途半端な知識で言い返してくるだろうし、出てこなくてもいい特アの人達が便乗批判してくるだろうし。*1 血塗られた過去のない民族なんていない。
ただ、これは外務省の正式コメントなどではなく個人の作ったビデオだから、相手のあまりに理不尽な態度にカウンターを喰らわすには「これぐらい過激でも良かったのかもね」と思う自分がいるのも本当だったりする。事実、オーストラリアでもこれだけ話題になっているのだから、この捕鯨問題を考える上で両国の差異をみる良い材料となった。倫理観、宗教観だけをみても、この2国間のクジラに対する認識の溝は相当に深いようだ。ただ、1個人の作ったものであるだけに主張が日本人全体の総意とはかけ離れている気はした。報道の問題かもしれないけれど、残念ながらほとんどの日本人は2005年に起こった『クロナラ暴動』なんてもう覚えていないか、最初から知らない。だから、そもそもこのオーストラリアの内情に詳しすぎる動画を日本人が作ったというのもちょっと疑問なんだけど。
だいたい今の日本人の中にはクジラを食べていない人も多いと思うんだよねえ。特に若年層では生涯一度もクジラを食べたことがないという人の方が多数派だ。*2 私にしたって恐らく20年以上食べていない。また、食べている人にしても、別に毎日飽きるまで腹いっぱいクジラを食わせろと主張しているわけでもない。そういう状況なのに、日本人全員を「お前らは野蛮人だ」と批判する、軍主導で調査船を監視させようとする、グリーンピースは調査船に突っ込む、乗組員に硫酸を浴びせる、「日本人がクジラを殺すように日本人を殺せ!!」というCMが作られる。*3 それらはさすが度が過ぎていているんじゃないかなあ。
また、「クジラは賢くて大人しいから食べてはダメだ」なんていう主張もこの動画を見るまでもなく意味がない。殺していい動物と殺してはいけない動物がいるなんて、誰が決める!? クジラとカンガルーやディンゴを比べて、どちらかが優れていてどちらなら殺してもいいなんて、それはオーストラリア人の倫理観でしかない。あなた達の倫理があるように日本には日本人の倫理がある。そしてそれを文化の違いとして認識・容認出来ないのなら、オーストラリア人は北欧のノルウェーやアメリカのアラスカ州などの捕鯨も同じように批判しなければいけないし、「絶滅危惧種のディンゴを殺して放置することは野蛮だ」という日本人の批判にも耐えなければいけない。*4 確か、同じ白人であるエスキモー(イヌイット)やアラスカ人がクジラを食べる分には、「彼らは地理的に不利な場所にあり、クジラは必要な栄養源であるからしょうがない」とかいう主張がまかり通っているんだったっけ!? もし、それが本当ならやっぱり黄色人種(もしくは日本人)への差別だよな……。
あと、人口1億3000万人、39%(2003年調査時)の食糧自給率しかない日本と人口2000万人、237%もの食糧自給率を誇るオーストラリアでは、その食糧事情もかなり異なるんだよなあ。オーストラリアみたいに広大で肥沃な土地の無い日本では食料の一部を陸ではなく海に求めるのは当然だ。こういう問題でこじれてオーストラリアが「牛肉を日本にやらないよ」となったら、日本は大手を振ってクジラ肉を取りに行くのかなあ!?
■関連リンク 豪メディア、日本人有志が作成した豪州批判の力作ビデオ「白豪主義…」を紹介。日豪の緊張を警戒 (【2ch】ニュー速クオリティ)
http://news4vip.livedoor.biz/archives/51111014.html
■関連リンク 【日豪】豪メディア、2ちゃんねらーが作成した豪州批判の力作ビデオ「白豪主義…」を紹介 (ニュース速報++)
http://news2plus.blog123.fc2.com/blog-entry-80.html
■関連リンク 捕鯨問題で「豪批判」動画 YouTubeで日豪サイバーバトル (J-CASTニュース)
http://www.j-cast.com/2008/01/08015346.html
「鯨は世界で最も美しく価値ある動物で、子孫がその美しさを見るためにも保護すべきなんだよ。だからカンガルーと比べんな・・・黙りやがれ、ジャップはこんな議論する権利はないんだ」
挑発に乗った時点で今回はどっちが負けか明らか。それにしても上記のような発言がマジならそもそも議論の余地はなさそうだ。
■関連リンク ザトウクジラ本当に捕るの? 調査捕鯨船団出港 (janjan)
http://www.news.janjan.jp/living/0711/0711185802/1.php
■関連リンク 捕鯨監視船、今週出港 豪外相が発表 (中日新聞)
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2008010701000560.html
オーストラリアのスミス外相は7日、南極海での日本の調査捕鯨船団を監視するオーストラリア税関の巡視船を今週、同国西部から出港させると発表した。国際海洋法裁判所への提訴など法的手段をとる場合に備えた証拠収集を行う。航空機による空からの監視も実施する。
外相は12月中旬、巡視船による監視を発表した際「数日以内に派遣する」としていたが、今月に入っても船が出港しないため、環境保護団体などから「政府は口先だけ」「(ザトウクジラ捕獲を見合わせた)日本に配慮している」と批判の声が上がっていた。
■関連リンク 日本の調査捕鯨がピンチ! 豪、労働党政権なら軍出動も (J-CASTニュース)
http://www.j-cast.com/2007/11/19013528.html
日本の調査捕鯨船団が環境保護団体に「体当たり攻撃」される姿は、お茶の間のお馴染みになった。ところが、07年11月18日の船団出港とともに始動した南極海での調査捕鯨では、豪州の軍隊にまで翻弄されるかもしれないというのだ。環境保護団体の体当たり攻撃も激しさを増しており、船団関係者は頭を痛めている。
反捕鯨の動きは、環境保護団体でも盛り上がっている。水産庁遠洋課によると、07年冬は、グリーンピース(本部・オランダ)より過激とされる米国の環境保護団体の船による体当たり攻撃があった。「以前は接触する程度でしたが、ここ数年、過激化しています」と同課の担当者は言う。
この環境保護団体の2船は07年2月9日、調査母船「日新丸」へ酪酸とみられる薬品を投げ込み、乗組員2人が目や顔に軽いやけどを負った。スクリューを狙ってロープや漁網を投下したりもしたという。同12日には、別の船に激しく体当たりして船体の一部を損傷させた。「南極はとても厳しい環境で、東京湾とはわけが違う。当たり所が悪ければ、大きな事件になっていた」と同課の担当者は話す。
06年1月は、グリーンピースの船も体当たりしてきたという。同課では、米国の環境保護団体は、グリーンピースの創始者が始めた団体で、互いに連携して調査を妨害しているとしている。
■関連リンク 豪州新政府が軍派遣検討? 日本調査捕鯨船、本当の危機 (J-CASTニュース)
http://www.j-cast.com/2007/12/04014124.html
「今回の調査捕鯨は、豪政府も批准している国際捕鯨取締条約に基づく100%合法的な活動です。理由がなんであるにせよ、軍を出動させるのはいかがなものか。普通の法治国家ならありえないですよね。仮に調査船団に危害を加えるようなことがあれば、シーシェパードやグリンピースと同列です」
■関連リンク 豪新首相に親中派のラッド氏 (ぼやきくっくり)
http://kukkuri.jpn.org/boyakikukkuri2/log/eid402.html
豪州はこれまでも反捕鯨の姿勢をとってきたが、現在のハワード政権は日本との関係を重視する立場から、軍派遣などの強硬措置は避けてきた。これに対しラッド労働党党首は、より厳しい対応をとるよう政府に一貫して要求。同党は5月に、軍艦船を送って捕鯨船に対する臨検や拿捕(だほ)を行う計画を表明し、これを「軍に海賊行為をさせるようなもの」と環境相が批判するなど論争になっていた。
オーストラリアの首相が親中派のラッド氏になってから、日本の捕鯨船はオーストラリアの軍隊に監視されることに……。どこまで内政干渉する気だ!?
ラッド党首はオーストラリア国立大で中国語と中国史を学び、80年代に外交官として北京に駐在した経験があり、中国との太いパイプを持っています。
何と「陸克文」という中国名まで持っているそうです。
さらに長女は今年、中国系男性と結婚。長男、次男も中国語を勉強中。
家族ぐるみで親中派!わちゃ〜!(T^T)となると、アジア外交は当然変わりますね。ハワード首相は対日外交重視でしたが、ラッド党首は対中外交重視になるでしょう。
とりあえず、今年3月に調印した日豪安保共同宣言の枠組みについては、現状維持の消極的な姿勢に転換するとみられています。
実はオーストラリアは移民が増え続けており、今や国民の4人に1人が国外出身者だそうです。当然、中国系移民も増えていますから、今回の選挙も中国通のラッド党首に有利に働いたと言えます。
(ちなみについに今年、中国が日本を抜いて、豪州の貿易相手国のトップに躍り出たそうです)
■関連リンク ラッド新政権「親中」外交へ戦略を修正か (新聞に見るオーストラリア)
http://blog.goo.ne.jp/austimes/e/24a756bdb22b2ce112c0a0c62cddecde
ラッド氏は中国語に堪能で、娘が今年、中国系男性と結婚するなど「親中派」を公言。このため、米国寄りの外交戦略が、中国などとの関係強化もにらんだ多角的外交に修正される見通しだ。京都議定書への批准も、世界各国と協調しようとする姿勢の表れといえる。
一方、北海道農業にも大きな影響を与えかねない日本とオーストラリアのEPA交渉。以前は貿易自由化に反対だった労働党は近年、容認へと路線を転換。ラッド氏は「日本が農業の関税削減に真剣に取り組まないなら、こんな協定はやる意昧がない」と述べ、日本の農産物市場の開放を強く迫っている。
■関連リンク オーストラリア総選挙は中国が争点、親中派のラッド党首が優勢に (AFPBB News)
http://www.afpbb.com/article/politics/2304919/2297169
政治アナリストのNick Economou氏はラッド党首について「外交面では極めて保守的。ただし中国に対しては、経済面ではもちろんその他の分野でも非常に重要な国として、大いに関心を抱いている」と評する。
胡国家主席との昼食会で演説した際には、外交官時代の思い出を語り周囲を驚かせている。演説の中でラッド氏は「妻もわたしも、中国には特別な愛着を抱いている。中国の国民も文化も大好きだ」と述べた。また、2人の息子が中国語を習っていたことや、娘が今年、オーストラリア国内の中国系男性と結婚したことも明かした。
ハワード政権も中国とは緊密な関係を築いてきた。ラッド氏が次期首相になっても、主に経済的理由から、その関係を維持しようとするだろう。ただし、中国の人権問題や対北朝鮮援助といった複雑な要因も絡んでくる見通しだ。
政治アナリストのEconomou氏は、ラッド氏が次期首相に就任した場合、中国の人権問題に関連して「困難を強いられるだろう」としつつも、「豪州政府は人権問題よりも経済問題を重視することで知られている」と指摘した。
■関連リンク カンガルーの殺し方の豪政府指針、愛護団体は批判 (Reuters)
http://jp.reuters.com/article/oddlyEnoughNews/idJPJAPAN-29638320080107
オーストラリアの動物愛護団体は6日、政府が新たに示したカンガルーの子供の「人道的な殺し方」の指針で、頭を自動車のけん引棒に「強力に打ち付ける」ことが推奨されていることに、疑問を投げ掛けた。
環境省が発表した、銃殺されたり車にひかれた親カンガルーの袋から見つかった子供の扱いの行動規範案では、散弾銃で至近距離から撃つことも勧めている。
ああ、政府公認で推奨しているのか、ならしょうがないね。
■関連リンク 残酷な ”ハクジンの作り方”、猫ならぬ新生児を壁にぶつけて殺す国、先住民の告白 (オーストラリア) (東京音頭)
http://www.asyura2.com/0601/social3/msg/428.html
■関連リンク 【捕鯨問題】「日本の対応は子どもじみたかんしゃく。母親は子供のかんしゃくを認識するものだ」…オーストラリア環境相 (痛いニュース(ノ∀`)) (再掲)
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/983816.html
「日本政府の対応を『子どもじみたかんしゃく』と呼ぶことは『建設的な交渉』からは程遠い」との指摘を受けたターンブル環境相は、この見解を否定。「日本政府を非難しているわけではない。母親というのは、子供がかんしゃくを起こせばそれがかんしゃくだと認識するものだ。会議の終了時に立ち上がり『脱退する』と警告するのは、どう考えてもかんしゃくだ」と述べた。
オーストラリアは日本の母親だったみたいだ!? 何様!?
■関連リンク 【クジラ】「日本は世界で1頭の白クジラも殺しかねない」 恐れるオーストラリア人たち…豪・英メディア報じる (痛いニュース(ノ∀`))
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1055439.html
■関連リンク 【日豪】反捕鯨活動家たちが日本領事館で赤インクをぶちまけて汚す。豪警察は「罰するほどではない」と逮捕せず (痛いニュース(ノ∀`))
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1072858.html
■過去リンク “日本の怒り爆発!” 「国際捕鯨委員会(IWC)脱退も」 日本政府表明…新機関設立も (再掲)
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/982539.html
国際捕鯨委員会(IWC)総会で31日(日本時間6月1日)、
日本政府代表団は「日本が提案した沿岸小型捕鯨の解禁案を拒否されたのは、IWCの機能障害とダブルスタンダードを象徴している」と強い言葉で非難した。その上で、IWC脱退も含め対応を検討する方針を明確にした。
■関連リンク 反捕鯨組織でしか無いIWCから日本は脱退するべきです (シュリシア共和国)
http://blogs.yahoo.co.jp/rimurer/20182948.html
日本は世界でも数少ない鯨の肉を食べていた国です。そして国際捕鯨委員会とは言えほとんどの国が捕鯨などしていない国、下手したら海と接していない国さえ有る始末。そんな中で古くからの捕鯨国である北欧の国々は既に脱退してしまい、日本は孤立無援な中で戦ってきました。会議の時に日本代表は黄色のペンキをかけられたり、ドイツでは日本大使館の前に鯨の死体を放置されたり、或いは鯨の生息数の報告書などを提出しても無視され続けと言う中でも我慢しつつです。でもそれももう限界でしょう。反捕鯨国にとっては鯨がいくら増えようが、その鯨が多くの魚を食べ尽くして生態系を狂わそうと関係無いのです。彼らにとっては反捕鯨は日本叩きの道具でしか無いですし、彼に関わる利権を貪ってる連中と動物が好きで好きでたまらない狂信的な連中の集まりですから話になりません。
日本は今回の議決でかなり譲歩した監視された中での沿岸捕鯨さえも拒否されました。アメリカは先住民(エキスモー)の為に全世界で数百頭しか居ないセミクジラを採っています。そして日本が採りたいと言っているミンク鯨は百万頭近く居ると日本の調査で解っています。それでも日本の調査捕鯨さえ封じ込めようとしています。こんなあたりがダブルスタンダードなんですよ。もう付き合うに値する組織ではないってことでしょう。
ノルウェーやアイルランドは自国の捕鯨の伝統を絶やさぬ為に早くから話にならないIWCに見切りを付けて脱退や商業捕鯨を再開しています。日本もこんな狂った団体ともう付き合う必要はないでしょう。日本が抜ければIWCは捕鯨国は0になって会議もスムーズに進むことでしょうしね。そして日本が金を出していたみたいですから存続も危うくなって自然消滅でしょうしね。利権に群がる連中が野垂れ死にして掃除にもなります。良いことずくめですね(笑)。
自分も脱退支持。一番お金を出していた日本がいなくなったら、この団体がどうなるのか見てみたい。
そんなわけで日本はIWCからの脱退及び新団体の開設の動きという強硬姿勢。良い感じです。本来の外交でもこれくらいしてくれる外交官が欲しいくらいですよ。でも此所でやっちゃ行けないのは向こうが折れて謝って来た時に擦り寄っちゃうことですね。向こうにしてみれば日本が抜けたら存在意義もなくなるし、日本からの資金がなければ立ち行かないようですからねえ。まあさっきも言った様にそのまま今の利権にしがみついて野垂れ死ぬか、新しい儲け話でも探したらどうですかって冷たく突き放すのが宜しいと思います。IWCが日本のお金で存続し、そのお金がグリーンピースとかの狂信的団体に流れって考えると馬鹿らしくて涙が出ます。自分の所のお金で叩かれてるんですからどんなマゾヒストですかって話ですよ。もうこんな茶番は終わらせるべきです。
■2chより そもそもこれは日本人が投稿したのか!?
149 :死(略) ◆CtG./SISYA :2008/01/08(火) 22:33:22 id:LdssSPsM0
80 名前: 名無しさん@八周年 [sage] 投稿日: 2008/01/08(火) 16:20:54 id:nnIb34Ks0
このビデオは「日本人」「反捕鯨者」が作っていない。 明らかに人種差別がメインテーマになっている。
それはタイトルにレイシズムが先頭にくることからわかる。
慰安婦や南京大虐殺を「人権」を使って主張するやり方といっしょである。
日本人にオージーを嫌わせ、人種差別の醜さを植え付けようとしているか国家間対立を煽ってるだけ。①テロップを読ませるタイミングが英語。
②日本人がしない日本語テロップ文節におかしいところがたくさんある。豪州の偽善者たちは捕鯨に関
して日本人を誹謗中傷するが 1:05アボリジニは国民として認
められることさえなかった 4:32踏み殺されるか、その場に放置さ
れたまま悶え死ぬ 7:15
③テロップが赤字になっているところは、人種差別や残忍性を強調する場所であり
反捕鯨を強調する箇所ではない。
④「END」と「終」を併記しなくても、日本人なら「END」だけでわかる!!!!!
⑤この動画で使われてる曲はエルフィンリートっていうアニメの主題歌。
日本ではほとんど知られてないアニメだけど海外ではトップクラスの人気。
⑥SASUKEという忍者の名前のアカウントが日本をかじった外人が好むアカウントだ。
アカウント自体最近に取られたものであり、こいつのYOUTUBEブックマークは日本の反捕鯨ニュースに加え、
オーストラリア人のアボリジニ差別動画が入っている。
以上から反捕鯨に関連付けてオーストラリア人の人種差別批判をするためだけにとられたアカウントである。
⑦うp主が一度も2chは愚かどこにも姿を見せない。
普通に捕鯨反対、人種差別反対だけなら普通は姿を見せるし、コメントやレスに返事なども書く。
ニコニコ動画に転載された事実を知っているあたりからして2chはみているはずなのに。
⑧日本人の謝罪や和解を促す意見がなぜかSASUKEによって削除されているという。
確かにこの文節の区切り方は、日本語としてはありえないな。
■2chより タイトルが「Racist Australia」である時点で
133 :名無しさん@八周年:2008/01/10(木) 09:24:42 ID:3MsPsgn80
あの動画のできが良いとかいってView増やせと煽ってる奴は真性のアホか工作員。タイトルが「Racist Australia」である時点でオーストラリア全体に人種差別
主義のレッテルを貼っており、「動画作成者(日本人)が差別主義者だな」
と論破されて完全終了。そして、アジア系差別が反捕鯨とつながっているとする根拠がテレビでさえ
ながれていないCM一本だけ。差別はどこの国でも存在するが、これが反捕鯨
の動機と訴えるには説得力がまるでない。例えば、反捕鯨の議員・活動家への献金が主に差別主義者によってなされて
おり、反捕鯨活動家の人種構成が一般の人種構成よりも大きく白人に偏り、
北欧捕鯨国家への批判は対日批判と比べて全然ぬるいなどの事実がない限り、
「人種差別を隠れ蓑にした卑怯な仕業」と逆にボロクソ非難されるのがオチ。ついでに、日本は人種差別撤廃に関する制度が未整備だと何度も国際機関に
指摘されているので、「お前が言うな」と簡単に突っ込める作りになっている。しかも、捕鯨問題のキモは、対象となる鯨(ミンク)の数が既に持続可能なま
でに回復し、絶滅の危機を脱したことが「科学的に」示され、「国際的な合意」
を得られた点にあるが、この「科学性」と「国際合意」に(おそらく故意に)
全く触れていない。さらに、鯨のみの増加にで海の生態系が崩れ、他の生物資源(魚類等)を脅か
している等のおそれがあり、胃の内容物を調べるなどの目的で、殺して調査
する必要があるという日本の主張に全然触れない。また、国際捕鯨取締条約
第8条で、各国政府の固有の権利として調査捕鯨が認められていることも全く
示さない。以上の基礎的な内容さえ盛り込まれなかったのは作成者が捕鯨について無知か、
わざと愚かな動画を作ったことを示している。きちんと捕鯨問題に取り組んでいる
人間にとってみれば、逆に捕鯨支持派の愚かさを晒すだけの悪夢のような動画。
■2chより ファック。鯨は絶滅しかかってる。捕るな。
31 :名無しさん@八周年:2008/01/10(木) 15:34:08 id:TlIUnuWh0
欧米「鯨の油はランプに使える。肉?イラネ。捨てるよこんなもん。」
日本「鯨油はもちろん、肉その他の部位も活用する。ありがたいものなので神社に祭る。」
↓
欧米「どうやらイエローモンキーはこのヘンテコな肉を食うらしい。捕ってやるから買えよ。開国しろよ。」
日本「自分で捕れるからいらない。開国はする。」
↓
欧米「ヤベ。ちと捕りすぎたか。絶滅しかかってるわ。」
日本「欧米が来たせいで一気に鯨が居なくなってしまった・・・」
↓
欧米「鯨なんかよりもっとうまいものあんぞ。牛やるよ。食えよ。」
日本「牛も食う。魚も食う。鯨も食う。食料の供給先は多様なほうがいい」
↓
反捕鯨国「ジャップ野郎、ムカつくわ。鯨捕るな。魚食うな。牛食え牛。売ってやるよ。」
日本「あんたらの牛ヤバすぎ。脳がスポンジ。買うのやめるわ。オレたち魚も食えるし。」
↓
反捕鯨国 「ファック。鯨は絶滅しかかってる。捕るな。」
日本「むしろ最近は増えている。(お前らが居なくなったから・・・)てか増えすぎて魚が減ってるぞ?」
↓
反捕鯨「じゃ、科学的調査に基づいたデータ出せ」
↓
日本 調査捕鯨実行。
多くの鯨漁師の無償の労働力提供などによりデータ収集完了。
「やっぱり鯨増えてる。」
↓
反捕鯨「はぁ?お前らの調査はあてにならん」
「科学が正しい訳ではない」
「ていうか、調査とか言って捕鯨するな」
424 名前: 無党派さん [sage] 投稿日: 2007/06/01(金) 15:18:17 id:wX6a+KB4
IWCは元々、「捕鯨を計画的に行って、クジラ資源を各国共同歩調で管理しよう」という目的のために設立された。そこまでの鯨乱獲の原因を、「南氷洋まで捕鯨船団を繰り出した日本が原因」と見る向きも多いが、元々はどちらかというと「北米大陸沿岸のミンククジラを絶滅に追い込んだアメリカ」のほうが、クジラ資源減少の要因としては大きい。
よく言われる調査捕鯨というのは、IWC科学委員会が「クジラの資源管理」のために、生息頭数、繁殖状況、生態を調べるために行っているもので、本来IWCはIWC科学委員会の調査結果に基づく勧告に従う必然があった。「資源管理」がIWCの目的だったからだ。
ところが、「例外の承認」や「寄付金」や「ロビー活動」を巡って、環境団体が跋扈するようになってから、IWC科学委員会の「資源管理」に関する勧告は無視されるようになってしまった。
これは何が問題なのかというと、科学委員会の指摘(このへんは農水省の関連サイトにもあるけど)として重要なのは、「モラトリアムを経た結果、ミンククジラは増加傾向にあり、現在70万頭以上に増えている」ということ。
ミンククジラはどちらかというと小型の鯨類で、「小型のクジラばかりを好んで狙ったミンキーという捕鯨手」に因んで付いた名前で、「ミンクのように貴重なクジラ」という意味ではない。このミンククジラは1年に3〜4頭ずつ繁殖する。これに対して、頭数の減少が言われているナガスクジラは3〜4年に1頭ずつしか繁殖しない。寿命が長いせいもあるだろうけど。
ナガスクジラは1000頭くらいしかいない。だから、ナガスクジラを保護しなければならないのだが、 沿岸のミンク捕鯨が禁止され、ミンククジラが爆発的に増えた結果、増えたミンクは餌を求めて南氷洋に移動。
モラトリアムが行われている南氷洋の、ナガスクジラの餌場をミンククジラが荒らすことになってしまった。ちょっとスレ違いのうえにめんどいけど、IWC関連には基本情報を知らないで批判してる人が多すぎるようなので、もうちょっとつきあってくれ。
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425 名前: 無党派さん [sage] 投稿日: 2007/06/01(金) 15:18:36 id:wX6a+KB4
続き。
だから、ミンククジラはナガスクジラ保護のために間引かなければならない。これがIWC科学委員会の勧告。
ところが、ミンク保護を言い立てる環境団体(主にグリンピースで、その設立者は著書の中でクジラ保護が寄付好きのアメリカ人に金を出させる絶好の口実であり、金づるである、と自ら告白している)のロビーで、ミンク捕鯨は解禁されない状態が続いている。
さらに、原住民の伝統文化としての捕鯨を特例として許可する、という項目をたてに、アラスカ在住の
アメリカ原住民には「ナガスクジラ捕鯨」が許可されている。1000頭のナガスクジラ、3〜4年に一頭しか増えない
ナガスクジラを、毎年50頭取らせろというアメリカの例外主張を、これまで日本は自国の伝統捕鯨を認めさせる
ために賛成してきたんだけど、前回(前々回だったか)の総会では反対に回った。日本の沿岸捕鯨は今はツチクジラ(イルカの大きいのみたいな歯鯨類)が中心なのだが、本当はミンククジラも「取らないとマズイ」状況になってきている。これは、ミンク、ツチなどの沿岸鯨類は沿岸漁業で人間の漁船と競合関係にあるから。クジラ一頭で漁船一隻の一日の漁獲高に匹敵する魚を食べる。
ここ数年、大衆魚だったイワシ、アジ、サンマの値段が軒並み上がってきているのは、「駆除できず、頭数調整を自由に行えない漁業の天敵」に、韓国漁船と沿岸鯨類のダブルパンチが加わってるから。結局は、沿岸鯨類を減らしていかないと沿岸漁業=食卓の単価の上昇に繋がり、ナガスクジラの絶滅に繋がる。
こうしたIWC科学委員会の勧告は、IWC総会で無視され続けており、科学委員会委員長が「もうやってらんね」
と辞任したのもこのへんが原因。あまりにも話にならないので、日本、フィンランド他の捕鯨国がIWCを脱退して、きちんとした科学的方法での鯨類管理を……と言ってるのは、これは感情論じゃないんだよ。
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427 名前: 無党派さん [sage] 投稿日: 2007/06/01(金) 15:26:47 id:wX6a+KB4
結論を端的に言うと、
・ミンククジラを取らないでいたら、増えすぎ
・増えたミンクが餌食い過ぎ
・ミンクに餌場を追われてナガスクジラが絶滅寸前
・増えたミンクに餌(魚)を取られて沿岸漁業(大衆魚単価上昇)がピンチミンクを保護しすぎて海洋バランスを崩し続けた結果が、
近年しばしば耳にするようになった、クジラのスタンピード。
群ごと浅瀬に突進して衰弱して死んでしまうというアレ。ああした事象も、
餌不足と過繁殖から起きていると説明できる。ミンククジラが増えすぎているのは明らかなのに、それを駆除(間引き)することを認めようとしないのは、それを受け入れるとロビー活動をしている環境保護団体が寄付を集める口実を失うから。その環境保護団体のロビー攻勢を受けている反捕鯨国代表がどういう立場かは推して知るべし。
オリンピック委員会やFIFAと同じようなもんで、IWCとの違いは扱っているものがスポーツかクジラかの違いしかない。
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429 名前: 無党派さん [sage] 投稿日: 2007/06/01(金) 15:31:07 id:wX6a+KB4
クジラ保護のシンボルにされているクジラはナガスクジラなんだけど、 そのナガスクジラを絶滅に追い込んでいるミンククジラを増やしていることを、 クジラ保護に狂ってる人々はだいたい理解してない。
クジラなんか食わなくていいじゃん、関係ないじゃん、と言ってる人々は、
「最近、スーパーのイワシ高くね?」「なんでサンマの塩焼き定食が600円?」
と文句を言うのだろうけど、そういうの全部繋がってんだよということを、ほんの少し覚えておいてほしい感じ。沿岸捕鯨に限れば「貴重品で珍味だから取る」んじゃなくて、「海洋資源のバランスを崩しかねない害獣になりつつあるから減らす」のが正目的。
里山から下りてきて畑を荒らすイノシシやサルやクマと、クジラは位置づけ的に同じなんだがなあ。
■関連コメント 【捕鯨問題】日本 IWC脱退を表明 (メビウスリング掲示板)
http://aurasoul.vis.ne.jp/_nws/120_201.html
コメント欄の「捕鯨反対です」さんの奮闘ぶりに注目!!
■関連リンク 「豪州の反捕鯨は差別と非科学」…批判のYOUTUBEが話題に。豪外相まで公式コメント…「動画革命」ここまで来た&思い出す「美味しんぼ」の1挿話 (見えない道場本舗)
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20080108#p6
また、内容も2、3箇所首をかしげるところが有るが、基本的にはロジカルに語ろうとしているし、これへの反論もロジカルなものになるだろう。
反論、再反論で罵倒しあうようになったらそいつらがよっぽどレベルが低いといえる。
ディンゴの話や、カンガルーをああいうふうなやり方で殺しているというのは知らなかったし。(私は、ディンゴの頭数が再生産可能な水準なら、駆除すること自体に何も批判はない。カンガルーもしかりで、要は生息頭数の問題一点だ。)
ま、内容はどうでもいいというか。
個人的に興味の有る問題は、何度も書いているけど、アマチュアが、既存動画を収集し、それを再構成、編集して作る「アームチュア・ドキュメンタリー」(私の作った造語、仮称です)が、ようつべやニコニコ動画などの発表の場所を得て、既存メディアに匹敵する影響力を持ったことへの驚嘆だ。
豪州の外相は不快感を表明したというが、会見で公式に触れたこと自体が彼らの敗北、投稿者の勝利だ。「拝啓、豪州外相様」なんて続編ドキュメンタリーを作ったら、それを無視するのも不自然となるし、ディンゴやカンガルーの殺し方についても反応しないといけなくなるだろう。
■関連リンク 捕鯨3 (ifeelgroovyヒラ社員の冒険)
http://d.hatena.ne.jp/ifeelgroovy/20080108
このyoutubeはものすごくよく出来ているのです。
なにがよく出来ているかというとオーストラリア人が何を言われるといちばん頭にくるのをよく知っていて、そこを執拗についてくる。つくったのは英語から見ても多分長くオーストラリア(多分シドニーと思う)に住んでいる人で、人種差別のいやな目にあって、オーストラリア社会を憎んでいる日本のひとでしょうね。いや、それとも日本人とオーストラリア人のカップルか?
そう思って見るとそう見えます。英語は完璧で最後の「END」は普通は「THE」が付きますが、他の部分を見ると、なにか理由があってTHEを付けないのかも。わっしはこの「END」のせいでヨーロッパのひとがつくったのかと一瞬思いました。
このひとの主張は間違っているか正しいかと聞かれれば「まったく正しい」としか言いようがない。「調査捕鯨」とかいう殆ど国内でしか通用しない詐欺師の言い訳みたいなもんを拵えて鯨をちょっろまかしにかかっている水産庁のお役人などはこのひとの耳の垢(調査が終わったあとの鯨の耳垢でもよろしいが)でも煎じてのむべきです。
クラブに集まる街のいかれガキどもの噂話では3年前に川に死体が浮いていた(噂話なので名前はさけます。ただし、日本人大学生が殺されて川に浮かんでいたのは事実です。新聞でも報道された)日本人学生は捕鯨の話がもとで殴り殺された、と言います。これがシチュエーションが逆ならたとえば普通の国の政府はルーシー・ブラックマン事件でわかるとおり大使館が全力を上げて自国民殺害の真相解明に動きますが、日本の大使館は現地のひとすら呆れたことに警察が逮捕した少年たちを「証拠不十分」で釈放したときにも、なにもしなかった。だから真相は永遠に藪の中ですが、この動画をつくったひとは多分オーストラリアに住んでいて、そういう現実があること、たとえそれが起きても日本の政府は絶対に助けてなんかくれないことを知っていて、その恐怖心からつくったようにわっしには見えました。一見矛盾した行動に見えますが、わっしはこのひとは日本にいるひとたちにオーストラリアには依然として皮膚の色による差別があること、(かーちゃんの家の近所のインド人のおばちゃんは、シドニーに住んでいた頃オーストラリアで買い物をすると、ほとんど必ず呼び止められてバッグのなかを検められるのでキレテ警察を呼んだ(オーストラリアでは警備員とかが万引きを疑って勝手に鞄をあけさせるのは違法行為です。本人の了承のもとに警察を呼ばないといけない)、とこのあいだ会ったときに言っておった。わっしは、そういうことがあるのを知らなかったので真剣に驚いたな)自分たち日本人がそれによって嫌な気持ちになったり怖いとおもったりすることがあるということを知って欲しかったのではないでしょうか。
■関連リンク 熱心なクジラ保護は、過去の捕鯨への反省から!? - オーストラリアのエコライフ - (環境goo)
http://eco.goo.ne.jp/life/world/australia/whale/index.html
19世紀、それは、世界中で捕鯨が盛んに行われていた時代。1790年代より、オーストラリアには、イギリスはもとよりフランスやアメリカからも、捕鯨目的で人々や船が集まり、 あちらこちらにクジラ漁港がつくられました。イギリスから送られてきた囚人たちがクジラ漁師として、オーストラリアの港町で活躍していました。 1833年までは、クジラ製品の方が羊毛を輸出するより高収益が上げられるという理由で、捕鯨は当時のオーストラリアにとって重要な産業であったようです。
捕獲したクジラは、鯨油の他にも、骨がコルセットや傘の骨などに利用され、マッコウクジラからはクジラ蝋や竜せん香が取れ、歯は彫刻などに用いられていました。 メルボルンの近郊では、19世紀頃、インド洋に臨む町、ポートランドやポートフェアリーが捕鯨の町として栄えていました。
昔は、オーストラリアも捕鯨をしていたという事実。食用以外が主な利用法だったみたいね。クジラを捕まえて殺すのなら、捨てるのではなく食べないともったいない……。
オーストラリアでは、野生動物保護に力を入れていますが、野生動物なら何でも狩りに反対するのかといえばそうでもありません。 カンガルーやエミューは、昔ながらの生活を営むアボリジニの人々にとって貴重な蛋白源ですし、増えすぎたカンガルーによって牧場を食い荒らされる牧場主には、頭数制限付きで狩りの許可がおり、その肉は食用として売られています。 文化や生態系とのバランスをみて、柔軟に対応する姿勢はあるようです。
日本などの捕鯨国の間では、クジラの数が増えすぎれば他の漁業資源に影響を与える可能性もあるという主張や、クジラの文化的、歴史的役割や重要性を強調する声もあります。 しかし、そのような声にも、オーストラリアはいまだに説得されていないようです。
カンガルーを食べるということの方が日本人には信じられないが、だからといって日本人がそのことに対してオーストラリア人に文句を言ったりはしない。
■質問リンク オーストラリアは反日国家???観光に行っても大丈夫? (おしえて!マネー)
http://oshiete.quick.co.jp/qa3638321.html
■質問リンク 調査の冠がついた捕鯨量を拡大して(しようとして?)欧米の非難をかっている様ですが、なぜいまだに捕鯨なのでしょうか? (教えて!goo)
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa3552049.html
いろいろな視点があって、なかなか興味深い。
中でも、
反捕鯨運動自体が科学的な根拠に基づいているわけではなく、政治的な思惑によりスケープゴートとして担ぎ上げられたという経緯があります。反捕鯨国の多くはアメリカやグリーンピースなどの環境保護団体が加盟させたものです。その中でもセントルシア、セントビンセント、ベリーズ、アンティグア・バブーダなどのカリブの島国は、もともとイギリスの植民地です。今はイギリス連邦に属しており、イギリス本国からIWC加盟を要請され、分担金などの経費はグリーンピースが立て替え、さらに代表もアメリカ人などが務める多数派工作のための完全な傀儡メンバーとされています。
や、
特定の種だけ獲らないというのは特定の種だけで獲るというと同じぐらいバランスを崩す行為です。
サンマは獲るがサバは獲らないではサンマは減ってサバは増えていきますよね? そうなると今度は餌のバランスが崩れたりするというのは容易に想像がつくことでしょう。ミンククジラが増加しているがシロナガスクジラは現状維持が減少とか。これはミンククジラがシロナガスクジラの餌場を奪っているのではないか? それではそもそもミンククジラはどのぐらいの縄張りをもっているのかとか、どのぐらいの餌を食べているのか? というようなデータは今の所調査捕鯨でしか判明していません。クジラを聖なる動物として崇め奉る欧米諸国(の中の一部の過激団体)はこういった視点にたてないため科学と対立してしまうのです。これは科学対宗教の対立なのです。例えばアメリカでも一部の州では進化論を教科書に載せることに対して反対されています。進化論は教科書に載せるべきだと主張する人たちは、なぜ科学的な視点が重要だと思っているのでしょうか。あえて宗教団体と対立しているのはどういう利点があると考えているのでしょうか。別に進化論を教科書に載せなくても、問題はないのではないでしょうか。とか思いませんか。
などは、興味深い。
■関連リンク オーストラリアで報じられた日本の捕鯨 (janjan)
http://www.news.janjan.jp/world/0507/0507209797/1.php
今回、何度かこういった種の会合に参加することがあり、日本での捕鯨について様々な角度から調べてみたが、一概に捕鯨が悪いとか、良いとかいった問題よりもその背景にある社会的価値観の差を強く痛感するにいたった。そもそもここオーストラリアではイルカ、鯨は聖なるものであり、インドにおいて牛が聖なるものである、という感覚と同じ価値観なのだ。
でもオーストラリアはご存知のとおり牛を食用として捕っているわけで、そこに生じる矛盾というものは、人間的価値観がどうこうというより、まず社会的価値観の差にほかならないのではないか?そしてまた、生まれ育った国や社会によって形成された社会的背景というものは、そういった社会的価値観だけでなく人間的価値観にも少なからず影響をあたえているのではないだろうか?それは、この世界に各社会で生きていく以上、避けることはできない自然な影響なのではないだろうか?
■関連リンク むなしい「票取り合戦」〜国際捕鯨委員会・2007総会ウォッチ(1) (janjan)
http://www.news.janjan.jp/world/0706/0705310456/1.php
■関連リンク 鯨が増え過ぎて生態系を破壊する「反捕鯨」の大嘘 (憎まれ愚痴)
http://www.jca.apc.org/~altmedka/kujira-10.html
■関連テキスト The Globe Now: クジラ戦争30年
■関連テキスト ガイア教の天使クジラ (神は細部に宿り給う)
■関連動画 「捕鯨問題」 日本の主張まとめ Whaling issue in Japan 1 (YouTube)
■関連動画 水産庁資源管理部 漁業交渉官 森下丈二氏
■参考リンク 反捕鯨団体あれこれ
*1:実際、YouTube上のリンクには相当数の韓国からのアクセスがあるらしい。
*2:給食でクジラ料理が強制的に出されたとかいう人以外では、そもそも積極的にクジラを食べる機会ってそんなにないと思う。
*3:あの動画の中にもあったけど、このCMは相当にひどいね。こんなものを公共電波に流そうものなら、大人しい日本人以外なら国際問題になりかねないし、欧米向けなら絶対あんな風に作らないだろうな。黄色人種よりも白人を優位とする白人主義が根底にあるのかもしれない。
*4:日本人も韓国の犬食いを批判は出来なくなるわけだが。そういえばフランス人のエスカルゴ食いは野蛮とは批判されないよな。その差は何!? 虫だから!?